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[稽古場より]5月第2週
[ 稽古場より ]
2012/05/14
いつも東京バレエ団のBlogをご覧いただき、ありがとうございます。
川島麻実子です。
(左:佐伯知香、右:川島)
私たちは明日5月15日、パリ・オペラ座での公演に向けて出発します。
1日1日を大切に、憧れのオペラ座での公演に向けて万全の状態で臨むことができるように・・・団員全員、緊張感を持って「ザ・カブキ」のリハーサルに励んでいます。
最初にリハーサル後に行われるダメ出しの様子から。
先生方からも熱の入った指導が行われます。
自習をしているダンサーたちもたくさん。
こちらはそれぞれの役を交代して演技の研究をする長瀬(直義)さんと松下(裕次)さん。
由良之助と顔世御前を演じる皆さんのリハーサル中の様子です。
まずは(高岸)直樹さんと(上野)水香さんから。
続いて、2日目と4日目のコンビ、(後藤)晴雄さんと(吉岡)美佳さんです。
(柄本)弾くんと(奈良)春夏さん。
最後に弾くんと(二階堂)由依ちゃん。
それぞれのキャストから醸し出される物語や心情、雰囲気・・・熱い思いが伝わってきます。
どのキャストもとても魅力的です。
リハーサルの様子をシーンごとにもう少し。
“兜改め”
“まり唄”
“一力茶屋”
本番は打掛を着て踊るシーンは、自分たちで浴衣やセンスを持参してリハーサルしています。
色とりどりで華やかです。
東京バレエ団女性ダンサーのコール・ド・バレエは定評がありますが、男性だって負けていません!!
最後に・・・。
ポワントが1人で立っています!!
今回、顔世を踊る春夏さんのポワントです。
女性は、持っていくポワントを選ぶのに必死です。足に合う踊りやすいポワントを持って、気を引き締めて・・・憧れのオペラ座での公演に行ってきます!
[稽古場より]4月第4週
[ 稽古場より ]
2012/05/03
皆さん、はじめまして!
今回初めてブログを担当させていただく、入団2年目の松野乃知(まつのだいち)です。
新緑の美しい季節になってきましたね。
5月5月は子どもの日ということで、同期6人でこいのぼりになってみしました(笑)。
(右:上から岸本秀雄、石田雄馬、左:上から、松野乃知、高浦由美子、上田実歩く、金子仁美)
思ったことを何でも言いあえる最高の同期たちです!
みんなバレエと面白いことが大好きで(笑)、お互い助け合いながら日々、頑張っています!!
今、バレエ団では、5月18日からパリ・オペラ座で行われる「ザ・カブキ」のリハーサルを中心に、7月の“横浜ベイサイドバレエ”で上演する「ギリシャの踊り」、「カルメン」の、3つのリハーサルが進められています。
では、まず「ザ・カブキ」のリハーサルからのぞいていきましょう!
これは、最初のロックのシーンでバレエ離れしたストリートダンスを披露する高橋竜太さんです。
このシーンでは、何人かの男性が、僕たちが普段踊っているバレエとは全く違ったダンスを踊っています。
みんなとてもハイレベルなダンスを披露してくれるんです!
次回「ザ・カブキ」を見に来てくださるときは、ぜひこのダンサーたちに注目してみてください!
続いてこの写真は、人形振りのシーンからの1枚です。
「ザ・カブキ」では、ベジャールさんアイディアで様々なシーンに文楽のエッセンスが取り入れられているのですが、この人形振りのシーンでも、登場人物を動かす黒衣を敢えて観客に見せることで、本物の歌舞伎を見ているような気分になっていただくようにできているとのことです。
僕も今回、いくつかのシーンで、黒衣を演じさせていただいているのですが、ダンサーの方に迷惑をかけないよう、自分が踊るときとはまた違った緊張感の中でリハーサルに臨んでいます。
では、話が長くなってしまったので、リハーサル中の皆さんの手先、足先まで神経の行き届いた写真を何枚かご覧ください。
(上から、柄本弾、宮本祐宜、後藤晴雄、吉岡美佳)
踊っている最中の写真ばかりですが、動いている間も、美しいラインを通過しながら踊っていることがよくわかりますね!
では、続いて「ギリシャの踊り」のリハーサルを。
これは冒頭で全員が片足ずつ足を上げて歩くシーンです。
みんな両ひじを曲げて、この作品独特のポーズをとりながら歩きます。
このシーンでは一歩一歩、ゆっくりと歩くのですが、膝を曲げるタイミングや起きるタイミングなど、顔は正面のまままわりのダンサーの気配を感じながら呼吸を合わせます。
ゆっくりとした動きのときも、早い動きのときも、全員の動作が綺麗に揃うように気を付けながら練習しているんですね。
「ギリシャの踊り」からもう少しリハーサル写真をお届けします。
この「ギリシャの踊り」で、12組のパ・ド・ドウを一緒に踊る(二階堂)由依ちゃんと一緒に写真を撮ってもらいました。
入団は由依ちゃんの方が2年早いのですが、同い年で仲良くさせてもらっているので、今回一緒に踊ることができて嬉しいです。
よく似ていると言われる僕たち。似ていますか?(笑)
1月にマラーホフさんが来日したときにも、兄弟みたいと言われました。
バレエでも由依ちゃんのように美しいラインが出せるように頑張ります!
では、最後に「カルメン」のリハーサルからも写真をお届けします。
イスに座ったり、手拍子をしたりと大変なのですが、そこは東京バレエ団!
一糸乱れぬ動きにご注目ください!
おまけに、3月に「ねむれる森の美女」でパートナーだった、(沖)香菜子ちゃんのこんなポーズを撮らせてもらいました。
さすが香菜子ちゃん!相変わらずものすごい柔らかさ。
どこにでも持ち運べそうです。
僕も負けじと前後開脚してみました(笑)
これから夏に向けて暖かくなると、体が柔らかくなりやすいので、もっと柔らかくなるように毎日ストレッチに励みます!
では皆さん、良いゴールデンウィークをお過ごしください!
[稽古場より]4月第2・3週
[ 稽古場より ]
2012/04/25
こんにちは!2回目の稽古場ブログを担当させていただきます、吉田蓮です。
(上から吉田蓮、和田康佑、佐藤瑶)
同期3人(2009年4月入団)で、今バレエ団でリハーサルが行われている3つの作品の代表的なポーズをとってみました!
皆さま、おわかりでしょうか?
まず、僕がとっているポーズは・・・・
そうです!「ザ・カブキ」の討ち入りのポーズですね!5月のパリ・オペラ座での公演に向けて、リハーサルに取り組んでいます。
パリ公演といえば、この公演で由良之助を踊られるのが最後となる(高岸)直樹さん。
昨年12月の公演で、日本では最後の舞台となりましたが、25年踊り続けてこられた直樹さんの、最後の最後の由良之助です!!
この公演でコウくん(和田康佑)が初めて現代の勘平役でソリストに挑戦します!
現代のおかる役の(河合)眞里さんとのリハーサル。
指導しているのは、バレエミストレスの佐野(志織)先生です。的確な指導でリハーサルをみてくださっています。
僕は、昨年12月の「ザ・カブキ」公演で初めて力弥を演じさせていただき、その時は(柄本)弾くんの由良之助と舞台に立ちました。
今回はもう初役ではありませんが、初めて直樹さんの由良之助、(後藤)晴雄さんの由良之助と組ませていただくので、初役並に緊張しています!
では、冒頭の写真のポーズに戻ります。
コウくんがとっているポーズは、「ギリシャの踊り」のポーズです。本番は7月でまだ少し先ですが、リハーサルはもう始まっているんです。
今回、2人の若者に初挑戦の梅澤(紘貴)さん。
続いて、女性の16人の踊り。
テンポが早くて大変な踊りですが、見ていてもとても楽しい踊りです。
そして、最後に瑶くんのポーズ。これは、「カルメン」なのですが・・・
写真がなかなか撮れなかったので、ぜひこの後の稽古場ブログをご覧ください!
それでは皆様、5月にパリ公演があって、劇場でお目にかかれるのは少し先になりますが、引き続き応援よろしくお願いします!
[稽古場より]3月第4週・4月第1週
[ 稽古場より ]
2012/04/10
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。奈良春夏です。
だいぶ暖かくなり、春らしくなりました。春は出会いと別れの季節ですね。
4月の新年度から、バレエ団でも新しい出会いがありました!
新入団員として、男性1名、女性6名が新しく仲間に加わりました!
中央後列、左から上瀧達也、青山萌美、崔美実、稲葉菜々。
中央前列、左から中川美雪、小山留依、安西くるみ。
皆さん、ぜひ応援してください!
新しい出会いがありましたが、いくつかのお別れもありました。そんな3月第4週と4月第1週のバレエ団の様子をお届けします。
まずは、3月30日(金)に行われました、<NHKバレエの饗宴2012>のリハーサルの様子からお届けします。
今回の公演で東京バレエ団は、「ザ・カブキ」の8場雪の別れと、9場討ち入り・涅槃を上演しました。1986年の「ザ・カブキ」初演以来初めて、生演奏で上演されました。
本番前のスタジオでは、細かく1つ1つの動きを確認していきました。
手の形、音取りなど。
由良之助は(柄本)弾、顔世御前は(二階堂)由依ちゃんが演じました。
由依ちゃんが着ている打ち掛けは、練習用として東京バレエ団でずっと使われているもので、たびたびこのブログにも登場していますが、リハーサル後のスタジオの隅で飯田先生が畳み方を指導してくださいました。
続いて、ヴァリエーションのリハーサルの様子です。ヴァリエーション1は、(松下)祐次。
ヴァリエーション2は、なおくん(長瀬直義)。
こちらは、由良之助の弾。
続いて、男性群舞。
たびたび音楽を止めて、その都度その都度、飯田先生からの細かい指導が入ります。
昨年12月にも上演したばかりですが、さらにブラッシュアップされていきます。
見てください!この迫力!
このように、男性ダンサーを中心に、集中的に「ザ・カブキ」のリハーサルが行われました。
リハーサルが終わると男性陣は、スタジオではあちらこちらでファイブフォーティー(空中で足を跳ね上げ、540度回転する技)の練習をしていました。
写真は、皆で協力して、空中での動きを体感しながら確認しているところ。
皆、元気いっぱいです。
長年バレエミストレスを勤められた友田弘子先生が、3月をもって定年となられ、30日(金)の公演を前に皆でさよならパーティーを行いました。
友田先生は、1967年にバレエ団に入団され、1985年からバレエミストレスになられました。
在籍年数45年!!
さよならパーティにはバレエ団のダンサーだけでなく、事務局、スタッフさん、ピアニストさんが集まり、弘子先生との別れを惜しんでいました。
そのパーティーに向けて、私たちはダンサーはリハーサルの合間を縫って先生へのプレゼントを作っていました。
皆でもくもくと作業中。。。
全員のメッセージが入った色紙と・・・
弘子先生のお好きな色で、トレードマークでもある黄色と緑でアレンジした、アルバム! を、用意しました。
先生が名ダンサーとして活躍されていた頃の公演プログラムから抜粋した写真を載せた、プロフィールページも手作りしました!
メッセージ入りのケーキには、竜くん(高橋竜太)手作りの弘子先生ろうそく(?!)も。
先生はとても喜んでくださいました。
パーティーの途中では、第1回世界バレエフェスティバルで「海と真珠」を踊っている先生の映像も流され、みんなで観て、大盛り上がりでした。
バレエ団ではもうひとつ、お別れがありました。
長年プリンシパルを務められた(井脇)幸江さんの退団です。
30日(金)のクラス後、団員全員からメッセージ入りの色紙と花束をプレゼントしました。
クラス後、<バレエの饗宴>(「ザ・カブキ」)に出演するメンバーはNHKホールへ移動し、2011年度最後の公演へ。
<NHKバレエの饗宴2012>は、テレビ放送されるそうなので、皆さんぜひご覧ください。
この公演が、弘子先生と過ごす最後の公演となったのですが、終演後皆で写真を撮りながら、そのことが信じられず、不思議な気持ちになりました。
先生が教えてくださったたくさんのことを忘れず、これからの舞台を皆でひとつひとつ創り上げていきたいと思います。
皆様、今年度もよろしくお願いします!
[稽古場より]2月第4・3月第1週
[ 稽古場より ]
2012/03/16
お久しぶりです。岸本夏未です。
前回の(大塚)怜衣ちゃんに引き続き、アリーナ・コジョカルさんと一緒に撮っていただきました。
今回は、<アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト>Bプロから、子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」までの様子をお伝えします。
Bプロでは、東京バレエ団は「ドン・キホーテ」組曲で8名が出演しました。
終演後の、ドリームメンバーの皆さんとの1枚です。
Bプロと同時進行で行われていた、「ねむり」のリハーサル。
どちらにもキャスティングされていた(吉川)留衣ちゃんと私は、Bプロの本番前にバレエ団で「ねむり」のリハーサルをして、それから劇場入りでした。
こちらは、留衣ちゃんと梅ちゃん(梅澤紘貴)のフロリナ姫とブルーバードのリハーサル。
私は、岡崎(隼也)くんと白猫と長靴を履いた猫のリハーサル。
3日間のBプロが終わると、舞台スタッフさん、照明スタッフさん、音響スタッフさんたちがスタジオにいらして、全幕通しリハーサルが行われました。
カラボスは、スタジオから衣裳を着てリハーサルをしていました。
2幕冒頭のシーン。
2幕の宝石たち。
狼は、リハーサルからお面をかぶって練習していました。近くで見てもとてもリアルでした。
最後のポーズ。
衣裳さんの作業も大詰めです!!
そして、本番の2日前(3/1)からいよいよ劇場入りです。
1日目の舞台リハーサルは、1キャストずつ合計3回の通し稽古。2日目のゲネプロも、1キャストずつ合計3回行われました。みんな体力勝負でしたね(笑)
この作品は、子どものためのバレエとして新制作されましたので、舞台装置や小道具も新しくなりました。少しだけご紹介します。これは舞台両端に置かれていた壁です。
こちら側はオーロラ姫の16歳のお誕生日のシーンの背景となっていましたが・・・
裏側は、プロローグと結婚式のシーンの背景になっていました。
こちらの小道具は、妖精たちから生まれたばかりのオーロラ姫へのプレゼントです。
続いて、生まれたばかりのオーロラ姫が寝ていたベッドです。なんだかケーキみたいにみえます(笑)
子どものためのバレエということで、とてもメルヘンな世界でした。
幕前で演技をするカタラビュットのヒムさん(氷室友)。
最後に、主役の3ペアをご紹介します。(佐伯)知香さんと長瀬(直義)くん。
(二階堂)由依ちゃんと(柄本)弾。
沖(香菜子)ちゃんと(松野)乃知。
今回の公演は、若手が大活躍のとてもフレッシュな公演でした!!
公演終了後には、初めての試みとして出演者が衣裳のまま、ロビーでお客様をお見送りしました。
私も白猫姿で参加しましたが、子どもたちが「ネコ!ネコ!」と喜んでくれて、私もうれしくなりました。
普段の公演では、終演後にお客様と、特に子どもたちと接する機会がないので、私たちダンサーも終演直後の皆様の反応に触れられて、楽しかったです。
それでは、またどこかの劇場で、別の作品でお会いしましょう!!
