東京バレエ団公演「ジゼル」公演が、11日(木)に開幕しました。
初日に続き昨日、ゆうぽうとホールでは十文字学園中学・高等学校の学校貸切公演が行われました。
客席は、元気いっぱいの女子生徒の皆さんで満席。
開演を待つ団員たちも、いつもの公演とはちょっと違う雰囲気を新鮮に感じているようでした。
昨日のジゼルは佐伯知香、アルブレヒトは長瀬直義。
2人とも昨日が全幕作品の初主演となりました。
(Photo:Kiyonori Hasegawa)
2人は、この公演に向けて、他の作品のリハーサルの合間も練習を重ねてきました。
前日に初めて舞台での通し稽古が行われ、2人は昨日の本番に挑みました。
実は今回の学校貸切公演の前に、2人は学校に出向いて事前学習を実施。
初めてバレエを観る生徒の方も少なくなかったので、映像を用いて「ジゼル」のストーリーやマイム
を解説。
事前学習を受け、生徒の皆さんはとても熱心に鑑賞していました。
佐伯のジゼルは、可憐でかわいらしく、とても純粋。
長瀬のアルブレヒトは、若々しく、ジゼルへの思いがストレートに表現されていました。
それぞれのジゼル、アルブレヒトが創り上げられ、生き生きと踊る2人の姿がとても印象的でした。
全幕主演が初めてとは思えないほど、堂々と踊りきった2人には、大きな拍手が贈られました。
(Photo:Kiyonori Hasegawa)
2人の新しいジゼルとアルブレヒトの誕生です。
本番中、舞台袖で控える団員、スタッフも2人のデビューを見守っていました。
多くの人の応援の中、無事に全幕を踊りきり、ホッとした表情を浮かべていた佐伯と長瀬。
2人は、15日(月)の学校貸切公演で再び「ジゼル」を演じます。
本公演で2人の共演が実現する日をお楽しみに!
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