先月、当ホームページ内の新着情報でもお伝えしておりました通り、吉岡美佳、高橋竜太がローザンヌで行われた東日本大震災チャリティー・ガラ公演 "GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"に出演し、今年2月に初演となった「チェロのための5つのプレリュード」を上演いたしました。
6/15に公演を終えた2人は、帰国後すぐに「白鳥の湖」の公演に参加。そして本日2日目となる「ホワイト・シャドウ」のリハーサルが続き、忙しい日々を送っていました。
帰国から1ヶ月が経ってしまいましが、2人に公演の様子を聞いてみました。
(サインを入れた公演ポスターの前で)
◆吉岡美佳
ローザンヌに到着すると、BBL(モーリス・ベジャール・バレエ団)の芸術監督であるジル・ロマンさんをはじめ、ダンサーもスタッフもみんなが声をかけてくれ、日本をとても心配してくれていることが伝わってきました。
もともとのスケジュールを変更し、今回急遽このガラ公演が上演されることが決まったため、私たちが到着した11日は、ジルさん自身も本番初日であったにも関わらず、翌日からリハーサルをみてくだいました。
ジルさんいわく、「アダージェット」や「ボレロ」は、たびたび日本で踊ってきた中で、日本人の方々がとても気に入ってくださった作品だったので、日本を思って踊りたいとプログラムにを加えたそうです。
日本を深く愛していたベジャールさんが生きていらしたら、同じことをしたと思うというジルさんの言葉どおり、日本との繋がりの強さが伝わる、心のこもったガラ公演でした。
私たちもこのガラに参加したことで、関係者、観客の皆さんが心から日本のことを思ってくださっているのを感じました。日本人の1人としてとても感謝していますし、忘れられない公演の1つになりました。
◆高橋竜太
ローザンヌ滞在中は、ジル・ロマンさんをはじめ、ダンサー、スタッフ、1人1人みんなが日本のことを心配していることが伝わってきたのが、とても印象に残っています。皆が温かく迎えてくださり、優しく声をかけてくれたことで、皆に見守られて舞台に立てた感覚がとても強かったです。
本番は大盛況でした。日本のためのチャリティ公演ということで、客席からも気持ちのこもった声援が送られ、皆が日本へ目を向けてサポートしてくださっているのを感じ、カーテンコールもとても感動的でした。
日本の現状はまだまだ厳しいところも多くありますが、日本がひとつになってがんばろうとしているのが、海外にも広がっているように感じた公演でした。
(終演後、左から那須野圭右、吉岡美佳、ジル・ロマン、高橋竜太)
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