こんにちは!矢島まいです。
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
写真は今では唯一の同期で、今回ジュリエットを踊るなっちゃん(岸本夏未)と。
東京バレエ団では、創立50周年記念シリーズ第3弾として、数年前からのビッグ・プロジェクトであるノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」のリハーサルが着々と進んでおります。
1月末に、2009年の「月に寄せる七つの俳句」再演の指導以来、5年ぶりにジョン・ノイマイヤーさんが来日され、今まで以上に精密なリハーサルが行われています。
「ロミジュリ」と言えば、マンドリン♪
(左より、岩村暁斗、山田眞央、氷室友)
本番では3人の子役たちが弾いています。
今回の舞台では、東京バレエ学校そして、東京バレエ学校Sクラス(選抜クラス)の子どもたちも活躍しています。お見逃しなく!
(僧ローレンス:岸本秀雄)
僧ローレンスのかごに入っているハーブ。
こちらはノイマイヤーさんより「本物をとにかくたくさん入れてほしい」ということで、スタッフさんが用意してくれました。ローズマリー、バジルなどなど。
本物だと、香りを嗅ぐ演技も自然になりますね!
今回は東京バレエ団初演ということもあり、皆様には本番当日まで楽しみをとっておいていただきたいのですが、すこーしだけ、いや意外と多くなってしまいましたが写真をお見せしたいと思います!では、どうぞー!!
第1幕のモンタギュー家とキャピュレット家の戦いの場面
ジュリエットとジュリエットのいとこたち
ジュリエットのいとこたちも恥ずかしがり屋だったり、積極的な子だったり、性格もさまざなのですよ。
(ジュリエット:沖香菜子、ロミオ:柄本弾)
(ジュリエット:岸本夏未、ロミオ:後藤晴雄)
旅芸人の一座の仮面をかぶってみました
ノイマイヤーさんのリハーサルはそれまでに創り上げていた土台に、まるで水彩画のように色づけをしているようです。薄く色を重ねていっているような繊細なリハーサルで、一つの言葉でこんなにもダンサーの体から溢れるパワーが多様に変化するものなのかと、その指導力には目をうばわれます。
ノイマイヤーさんが一番重要とされているのが"リアリティー"ということです。舞台にいる一人ひとりのキャラクターに人生があり、真実なのだと。舞台で起きていることが、お客様にリアルに感じていただけるよう頑張って仕上げてまいります。
ジュリエット役、ロミオ役はもちろん、団員全員が細かなニュアンスを感じ取り、徐々に東京バレエ団の「ロミオとジュリエット」が創り上げられつつあります。
皆様、このドラマティック・バレエの一つ「ロミオとジュリエット」を、ぜひ劇場でご覧ください!お待ちしております!
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