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ソリストSolo Artists

ブラウリオ・アルバレス
ブラウリオ・アルバレス - Braulio Alvarez

 3歳より母親が教師を務めるバレエ学校でバレエを始める。米国のアイデルワイルド・アーツ・アカデミーで学んだ後、奨学金を得てボストン・バレエ・スクール、ヒューストン・バレエ・スクールで学ぶ。2003年メキシコ国際バレエコンクール、06年のメキシコ ヤングタレント・ガラに参加。ローザンヌ国際バレエコンクールに出場後、07年、スカラシップを得てハンブルク・バレエ学校に入学、09年にハンブルク・バレエ団に入団した。『椿姫』をはじめとするジョン・ノイマイヤーの37作品に出演。『子どもの魔法の角笛』ソリスト役、『真夏の夜の夢』兵士、『くるみ割り人形』パ・ド・ユイット、『オテロ』デスデーモナの父、『ロミオとジュリエット』ジュリエットの父、『マーラー交響曲第3番』第3楽章の第1カップル、ブルノンヴィル『ナポリ』などを踊る。ハンブルク・バレエ団初演作品に『タチヤーナ』『煉獄』『リリオム』などがある。  16年9月東京バレエ団にセカンド・ソリストとして入団した。  おもなレパートリーに、ブルメイステル版『白鳥の湖』のマズルカのソリスト、『くるみ割り人形』ドロッセルマイヤー、アラビア、『中国の不思議な役人』ジークフリート、『ドン・キホーテ』の闘牛士、ファンダンゴ、マカロワ版『ラ・バヤデール』のハイ・ブラーミン、パ・ダクシオン、ワシーリエフ振付子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』のエスパーダ、闘牛士、ジプシー、ファンダンゴ、ベジャール『ザ・カブキ』、『くるみ割り人形』の光の天使、パリ、『ボレロ』、『春の祭典』の2人のリーダー、『中国の不思議な役人』のジークフリート、アシュトン『真夏の夜の夢』のディミトリアスなどがある。  バレエ団初演作品に、『ジョコンダ』より「時の踊り」(18年)、『ライモンダ』(第3幕より)(18年)、キリアン『小さな死』(17年)、バランシン『セレナーデ』(18年)、ロビンズ『イン・ザ・ナイト』(16年)などがある。  創作活動にも積極的に取り組み、団内の振付プロジェクトChoreographic Projectでは『隣に歩いて』(17年)、『ドアが閉まります』『アダージエット』(18年)、『Bird』『夜叉』(19年)を発表、また上野水香のために『MIZUKA』を振付けた。18年10月には、ハンブルクで開催された〈ダンス・ガラ コインシデンス〉で『デーモン』を上演した。