2014/11/11
東京バレエ団創立50周年記念シリーズのハイライトとして、この11月8日・9日に東京・NHKホールで上演、圧倒的な感動を残して幕を閉じた「第九交響曲」。引き続き今週末には上海公演が実施されます。この公演は第16回上海中国国際アーツ・フェスティバルのクロージング・セレモニーとして行われ、30分のセレモニーの後に「第九交響曲」全編を上演。バレエは東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団に加えて、上海バレエ団からツァオフェン・ファンが第二楽章のソリストとして参加。演奏は、ラファエル・サンチェス指揮、上海歌劇院管弦楽団と同合唱団。モーリス・ベジャールが創作した音楽と舞踊の壮大な祭典が、中国大陸に場を移し、国際フェスティバルというふさわしい場所を得て、新たな人種の混成チームにより、シラーとベートーヴェンによる「人類みな兄弟」の理想を高らかに謳います。
また、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団による「第九交響曲」プロジェクトは、2015年6月にヨーロッパでも開催予定です。ご期待ください!
「第九交響曲」上海公演 (第16回上海中国国際アーツ・フェスティバル クロージング・セレモニー)
◆会場:上海文化広場(劇場)
◆日時:2014年11月16日(日)
クロージング・セレモニー:19:15-19:45
「第九交響曲」:20:00
◆出演:東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団、上海バレエ団(ツァオフェン・ファンFan Xiaofeng)
◆指揮:ラファエル・サンチェスRaphaël Sanchez
◆ソリスト:イン・ホワンHuang Ying、 ソン・ウェイWei Songほか
◆演奏:上海歌劇院管弦楽団、同合唱団
photo : Kiyonori Hasegawa