2024/07/12
7月28日(日)に上演いたします第17回〈世界バレエフェスティバル〉全幕特別プログラム『ラ・バヤデール』にソロル役で出演を予定しておりましたキム・キミンは、所属するマリインスキー劇場のスケジュール変更に伴い、公演に出演することができなくなりました。バレエダンサーにとっては所属する劇場のスケジュールが最優先となるため、弊財団からも劇場側に要請しましたが、この状況を変えることはできませんでした。キム・キミンの出演を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
これに伴い、振付家であるナタリア・マカロワと指導者のオルガ・エヴレイノフ、およびオリガ・スミルノワとの協議の結果、ヴィクター・カイシェタ(オランダ国立バレエプリンシパル)がソロル役をつとめることになりました。カイシェタは本公演でニキヤ役を演じるスミルノワともよくパートナーを組んでおり、安定したテクニックと端正なサポートに定評のあるダンサーです。ご来場を予定されていたお客様におかれましては、カイシェタのソロル役をお楽しみいただければ幸甚に存じます。
なお、キム・キミンは7月31日(水)からのA,Bプログラム、およびガラには予定どおり出演いたします。お客様におかれましては何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
公益財団法人日本舞台芸術振興会
第17回〈世界バレエフェスティバル〉全幕特別プログラム『ラ・バヤデール』
7月28日(日)15:00開演 ソロル役
※このキャスト変更に伴う払い戻し、チケットの変更はお受けできません。
ブラジル出身。12歳でバレエを始め、15歳でローザンヌ国際バレエコンクールに出場、18校からスカラシップの申し出を受ける。2017年にベルリン国立バレエ学校を卒業後、マリインスキー・バレエに入団。その後数々の国際コンクールで受賞。2019年にソリストに昇格。2022年3月、オランダ国立バレエにソリストとして入団。翌2023年5月、プリンシパルに昇格した。
2023年、ダンス・ヨーロッパ誌のダンサー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。