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2014/02/10

後藤晴雄退団のお知らせ

926c1af5c6d41e29a5aad85b4ff3a3de.jpg東京バレエ団プリンシパルとして活躍してまいりました後藤晴雄は、昨日2月9日をもって、東京バレエ団を退団いたしました。

また、最後の舞台となった昨日の「ロミオとジュリエット」終了後、飯田宗孝芸術監督より、後藤晴雄の東京バレエ団への長年の貢献を讃えて「特別団員」に任命することが発表され、併せて特別団員証書が授与されました。

 後藤晴雄は1991年入団。翌年、弱冠19歳でベジャール振付「ザ・カブキ」由良之助に抜擢されて以来、23年の長きに渡り東京バレエ団を代表するプリンシパルの一人として活躍してまいりました。主演したレパートリーは古典/現代作品を問わず多数にのぼり、国内公演だけでなく、2012年のパリ・オペラ座ガルニエ宮公演をはじめ海外公演でもつねに大舞台を牽引してきました。

長身の恵まれた容姿・体格に加えて、その表現力には独特の妙味があり、近年は「ボレロ」、「オネーギン」や「牧神の午後」のタイトルロールなどで高評を獲得。昨日の「ロミオとジュリエット」のロミオ役はまさに集大成ともいえる充実した演技をもって満場の喝采を浴びました。

後藤晴雄を長い間ご支援いただき、誠にありがとうございました。

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