2014/12/25
来たる2015年の東京バレエ団は、まず創立50周年記念シリーズの最後を飾る2つの古典全幕「眠れる森の美女」と「ジゼル」を、アーティスティック・アドバイザーのウラジーミル・マラーホフを加えた指導陣のもとで上演。この12月の「くるみ割り人形」で早くもその成果を評価されており、続く舞台にも期待がかかります。6月は3年ぶりにナタリア・マカロワ版「ラ・バヤデール」全幕を上演します。
その後は第29次海外公演。今年の舞台芸術の中でも各方面よりその成果をとりわけ高く評価され、12月にはテレビ放映もされたモーリス・ベジャール振付「第九交響曲」を、本年の上海につづいて、いよいよヨーロッパで上演します。
夏と秋には、今年久々にウラジーミル・ワシーリエフの指導を受けて活気づいた「ドン・キホーテ」全幕を東京と横浜で披露。また〈めぐろバレエ祭り〉には、「ねむれる森の美女」に続いて、新たに"子どものためのバレエ"「ドン・キホーテ」が登場します。
12月は、引退表明をした世紀のスター、シルヴィ・ギエムとの全国縦断公演。20余年続いたギエムとのツアーもいよいよファイナルとなり、話題もちきりとなるに違いありません。この公演ではバレエ団初演となる作品にも取り組む予定です。そして2016年の幕開けは、古典の傑作「白鳥の湖」の新たなヴァージョンに挑戦します。
東京バレエ団では50周年記念シリーズ終了後もさまざまな公演や企画を通して、皆様の心を豊かな芸術で満たしたいと願っております。ダンサーたちの活躍、新しい作品との出会いなど、来年もどうぞご期待ください!
1
ウラジーミル・マラーホフ振付・演出
2月7日(土)2:00p.m. 2月8日(日)2:00p.m. 東京文化会館
2
J.コラーリ/J.ペロー/M.プティパ/L.ラヴロフスキー振付
3月12日(木)7:00p.m. 3月13日(金)7:00p.m.
3月14日(土)2:00p.m. 3月15日(日)2:00p.m. ゆうぽうとホール
3月21日(土・祝)2:00p.m. 妙高市文化ホール
3
ナタリア・マカロワ振付・演出
6月中旬 東京文化会館
4
モーリス・ベジャール振付・演出
東京バレエ団&モーリス・ベジャール・バレエ団共同制作
6月中旬~7月初旬 ローザンヌ、モンテカルロほか
5
ウラジーミル・ワシーリエフ振付・演出
7月下旬 東京文化会館(世界バレエフェスティバル全幕特別プロ)
10月下旬 神奈川県民ホール
6
〈めぐろバレエ祭り〉
8月中旬~下旬 めぐろパーシモンホールほか、各地
7
シルヴィ・ギエム&東京バレエ団全国縦断公演
12月初旬~下旬 東京ほか、各地
8
2016年2月初旬~中旬 東京ほか、各地