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2022/09/01

東京バレエ団 2023年7月に初のオーストラリア公演決定!

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東京バレエ団は近年、毎年海外公演を継続して実施してきましたが、ここ3年はコロナ禍により中止を余儀なくされておりました。このたび来年7月に第35次海外公演としてオーストラリアのメルボルンでの公演が決定いたしました。東京バレエ団がオーストラリアで公演を行うのはこれが初めてのこととなります。

本公演はオーストラリア・バレエ団の創立60周年記念となる2023シーズンプログラムの一環として実施され、その本拠地であるオーストラリアの舞台芸術の殿堂、メルボルン・アーツ・センターにおいて11回にわたる『ジゼル』公演が予定されています。このたびオーストラリア・バレエ団のシーズンプログラム発表にタイミングを合わせ、日本でも同時に発表させていただく次第です。

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メルボルン・アーツ・センター

現在のオーストラリア・バレエ団の芸術監督はデヴィッド・ホールバーグ氏ですが、氏は2013年に東京バレエ団公演『ジゼル』に客演しています。また東京バレエ団は2015年にホールバーグ氏が企画したユース・アメリカ・グランプリ主催のガラ公演〈レガシー〉に招かれアメリカ・デビューを果たしており、このたびその縁が深まることを大変喜ばしく思います。

ホールバーグ氏は本公演について「私たちは世界の偉大なバレエ団をオーストラリアに招聘しており、このたびその伝統の一環として東京バレエ団をお迎えします。私はこのカンパニーと踊るたびに、細部にまでこだわる彼らの姿勢に畏敬の念を覚えてきました。『ジゼル』第2幕で魅せる、彼らの正確さにぜひご注目いただきたく思います」と語っています。

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芸術監督 デヴィッド・ホールバーグ

東京バレエ団は創立3年目の1967年より海外公演に取り組み、これまでパリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ボリショイ劇場、マリインスキー劇場、英国ロイヤル・オペラハウスといった著名な歌劇場への出演を含む、34次、世界32か国155都市で775回公演という日本の舞台芸術史上随一の実績を誇っています。このオーストラリア公演実施を加えると33か国156都市786回を数えることになります。


●東京バレエ団第35次海外公演 オーストラリア メルボルン
2023年7月14日~7月22日
会場:メルボルン・アーツ・センター 州立劇場
演奏:オーケストラ・ヴィクトリア