2015/05/22
東京バレエ団第29次海外ツアー 東京バレエ団×モーリス・ベジャール・バレエ団合同公演 モーリス・ベジャール振付「第九交響曲」上演! 東京バレエ団では第29次海外ツアーを6月~7月に実施いたします。 第29次海外ツアーで上演するのは、モーリス・ベジャール振付の「第九交響曲」。総数80人余のダンサーにオーケストラとソロ歌手、合唱団を加え、総勢250人に及ぶアーティストの力を結集した、他に類をみない大規模なスケールの作品です。また、通常のバレエ公演では舞台前のピットに配置されるオーケストラが、舞台奥にしつらえられた階段に合唱団を伴って上がり、その前面でダンサーたちが躍動的な踊りを繰り広げます。舞踊と音楽がまるごと観客の現前に立ち現れ、すべてが一体となって、人類の遺産ともいうべき楽聖ベートーヴェンの傑作を奏でる舞台は、従来のバレエ公演やコンサートの興奮を何十倍も凌ぐ壮大なスペクタクルです。 昨年11月には、NHKホールにて東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の合同公演として上演し、圧倒的なその迫力と完成度に、「人種を超えた歓喜の絆-東京バレエ団は海外公演に力を入れて実力を世界に示してきた。当然外国勢にも力負けしない」(読売新聞)、「圧巻、50周年の『第九』-バレエは音楽の視覚化・ベートーヴェンの傑作を眼で聴く思いだった」(毎日新聞)、「胸に響く友愛のメッセージ-"バレエ"を超えたスケールのスペクタクル」(産經新聞)、と各紙から高い評価を得ました。 今回もまたBBLとの合同公演として、スイス・ローザンヌのパティノワール・ドゥ・マレー、モナコ・モンテカルロのグリマルディ・フォーラムで、計8公演を行う予定です。ベジャール・バレエ団の本拠地、ローザンヌでの公演は2008年の第23次海外公演以来7年ぶりのこと。会場となる、パティノワール・ドゥ・マレーは、通常はスケートリンクとして使用されている会場。ローザンヌにはいくつもの劇場がありますが、第九が上演できるスケールの劇場がないため、スケートリンクに舞台を設え、5日間にわたり5公演を行うことになりました。また、東京バレエ団がモナコを訪れるのは、1978年の第7次海外公演以来、実に37年ぶり。モンテカルロ・バレエ団の本拠地でもある、グリマルディ・ホールで3日間3公演を行います。 なお、本ツアー終了後には、30カ国153都市において747公演を達成することになります。世界に羽ばたく東京バレエ団の活動にご注目ください。 ■東京バレエ団第29次海外ツアー日程 ◇スイス・ローザンヌ/パティノワール・ドゥ・マレー 6月17日(水) 20:30 / 6月18日(木) 20:30 6月19日(金) 20:30 / 6月20日(土) 20:30 6月21日(日) 17:00 ◇モナコ・モンテカルロ/グリマルディ・フォーラム 7月3日(金) 20:00 / 7月4日(土) 20:00 7月5日(日) 20:00