レパートリー

エック振付「カルメン」

振付:マッツ・エック
音楽:ジョルジュ・ビゼー、ロディオン・シチェドリン
装置・衣裳デザイン:マリー=ルイーズ・エックマン
装置・衣裳デザイン・アシスタント:ぺダー・フレイ
照明デザイン:ヨルゲン・ヤンソン

1992年、クルベリ・バレエ団で初演されたエック版「カルメン」は、アルベルト・アロンソ版と同じくシチェドリン編曲による「カルメン組曲」を用いているが、その構成は独特。メリメの原作どおり、ホセの処刑シーンから始まり、物語はホセの回想として語られていく。映画のフラッシュバックの手法を取り入れながら描き出されるこの物語で、ヒロイン・カルメンは、ビゼーのオペラに登場する官能的なファム・ファタールのイメージではなく、動物的な本能にしたがって生きる奔放でパワフルな女性である。