レパートリー

「かぐや姫」

振付:アレクセイ・ワルラーモフ
音楽:ミハイル・メェローヴィチ
装置・衣裳:ニコラ・ベノワ

 『まりも』につづく、日本の題材による2作目のオリジナル作品として、前作同様、ワルラーモフによって企画・振付けされた、全3幕のグランド・バレエ。音楽はワルラーモフの推薦により、キエフ出身でモスクワで活躍していたメエローヴィッチに、また美術はミラノ・スカラ座のニコラ・ベノワに委嘱され、日・ソ・伊の三国共同制作となった。初演の1年後に行われた東京バレエ団第7次海外公演では、ボリショイ劇場でも披露され、観客より熱烈に迎えられた。