Dancers and Staff

プリンシパルPrincipals

沖 香菜子
おき かなこ - Kanako Oki

 4歳よりバレエを始める。2008年9月、文化庁新進芸術家の海外研修制度に合格し、ボリショイ・バレエ学校に留学。10年に東京バレエ団に入団、翌11年『ダンス・イン・ザ・ミラー』で初舞台を踏む。2018年4月よりプリンシパルを務める。  おもなレパートリーに、ブルメイステル版『白鳥の湖』のパ・ド・カトル、ナポリのソリスト(16年、バレエ団初演)、オデット/オディール、『ジゼル』のパ・ド・ユイット、マラーホフ版『眠れる森の美女』のカナリアの精、フロリナ姫、『くるみ割り人形』のマーシャ、『ラ・シルフィード』のシルフィード、『ドン・キホーテ』のキトリ/ドゥルシネア、『ラ・バヤデール』の侍女たちの踊り(ジャンペの踊り)、キャンドルの踊り、パ・ダクシオン、ベジャール『ザ・カブキ』のおかる、『くるみ割り人形』の妹のクロード、プチ・ファウスト、アラブ、『春の祭典』、『ドン・ジョヴァンニ』のヴァリエーション1、『ギリシャの踊り』パ・ド・セット、ノイマイヤー『スプリング・アンド・フォール』の主役、キリアン『ドリーム・タイム』などがある。  バレエ団初演作品に、子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』のオーロラ姫(12年)、ワシーリエフ振付子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』のキトリ/ドゥルシネア姫(15年)、『タリスマン』のパ・ド・ドゥ(18年)ベジャール『第九交響曲』(14年)、『ベジャール・セレブレーション』(『バロッコ・ベルカント』よりパ・ド・シス)(17年)、ノイマイヤー『ロミオとジュリエット』のジュリエット(14年)、バランシン『セレナーデ』(18年)などがある。  16年9月、17年3月には勅使川原三郎演出のオペラ『魔笛』に出演した。