モーリス・ベジャール振付「ザ・カブキ」がいよいよ明日、初日を迎えます。
ダンサーたちは昨日から、今回の会場であるBunkamuraオーチャードホールに入りました。
東京バレエ団がオーチャードホールで公演を行うのは、2004年の第17回東京国際映画祭のクロージングイベントで「ギリシャの踊り」を披露して以来。
オーチャードホールで踊るのは初めてというダンサーも多く、まずは楽屋や舞台の導線や位置確認からはじまりました。
舞台稽古は、昨日は初日キャストで場当たりとリハーサルが、今日は2日目のキャストでのリハーサル後、初日キャストでのゲネプロという流れで進みました。
24日(土)の初日は、入団3年目になったばかりの柄本弾と、同じく入団2年目の二階堂由依が、由良之助、顔世御前に挑戦します。
初日は2人のほかにも、ほとんどのキャストが初役ということもあり、場当たりやリハーサルはいつも以上に時間をかけて念入りに行われました。
今日のゲネプロでも、初役に挑戦するダンサーたちは、「ザ・カブキ」独特のメイクや衣裳の重みなどに少し戸惑い気味でしたが、舞台上には皆で一緒に舞台を創っていくという意気込みと、心地よい緊張感が漂っていました。
(ゲネプロの様子)
一方、国内外で何度もこの役を踊り、高い評価を受けてきた後藤晴雄と、2008年の第23次海外公演で顔世御前を踊り、今回が日本初披露となる上野水香を始めとするベテラン勢のリハーサルは、層の厚さを感じさせ、見ごたえ十分!
2組のキャストによる「ザ・カブキ」を、皆様どうぞご堪能ください!
当日券は、開演1時間半前(13:30)より会場のBunkamuraオーチャードホールにて承ります。
S席からC席を若干枚数ご用意しております。
皆様のご来場、お待ちしています!
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