すでに当ホームページ内のニュースでお伝えしていますが、上野水香と高岸直樹が11月10日から18日にかけてベルリン・ドイツ・オペラで行われた<マラーホフ&フレンズ>より帰国しました。
このガラで2人は、マラーホフ版「シンデレラ」のパ・ド・ドゥ、そしてモーリス・ベジャール振付の「詩人の恋」の2演目を披露しました。
無事に帰国し、東京バレエ団でのリハーサルに戻ってきた2人に、出演した感想を聞きました。
(終演後の楽屋にて)
◆上野水香
2回目の<マラーホフ&フレンズ>は、今回も5日間の公演を通じて、様々なことを感じられてとても手ごたえのあるものでした。両演目とも初めての作品でしたが、「詩人の恋」はお客様にも共演者の方々にも楽しんでいただけましたし、「シンデレラ」はマラーホフさんに最終日まで指導していただき、最終日には「よかった!」と言って喜んでいただけました。
1回1回、踊るたびに作品が体に入ってくるのを感じましたし、舞台をご覧いただいているお客様の温かい空気も伝わってきました。直樹さんは本当に心強いパートナーであるので、1回1回楽しもうと言って安心して踊ることができました。
「詩人の恋」は、いつか日本でも踊ることができればと思っています。
◆高岸直樹
今回の公演は、いろいろな意味で光栄な舞台でした。
マラーホフさんから、彼の振り付けた「シンデレラ」をと言っていただき、彼の地元で踊ることができたこと、そして24年という年月を経てベジャールさん振付の「詩人の恋」を、あのジョルジュ・ドンさんも着た衣裳を着て踊ることができことは、本当にありがたいことでした。
特に「詩人の恋」は、ベルリンのお客様も共演者の方々も興味を持って観てくださいましたし、印象に残る作品でおもしろかったと言っていただけました。
もっともっと踊りこんでいきたいと思う、とても楽しい作品です。
2人は、12月29日(水)に神奈川県民ホールで行われる、ファンタスティック・ガラコンサート2010でマラーホフ振付「シンデレラ」を踊ります。
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