間もなく、東京バレエ団「ラ・バヤデール」が開幕します。
初日の様子は後ほどお伝えしますが、その前に本日の午後行われた、明日2日目のキャストによるゲネプロの様子を少しだけ、お伝えします。
ソロル役のイーゴリ・ゼレンスキーは、朝から元気に笑顔いっぱいで楽屋入り。
自分のペースでしっかりとウォーミングアップした後、13時30分からのゲネプロに参加しました。
こちらは、第1幕第3場のソロルとガムザッティの婚約式のシーン。
ゼレンスキーの衣裳は、自らの手でロシアから運んできたものです。
本番を明日に控えていることもあり、ゲネプロも自分のペースで緩急をつけて演じていたゼレンスキーですが、目を見張るような高いジャンプには、見学していた東京バレエ団のダンサーから、驚嘆の声が上がっていました。
ダイナミックでパワフルなゼレンスキーは、ダンサーたちにも大いなる刺激になったようです。
衣裳を着けて立っているいるだけでも、ゼレンスキーの存在感とオーラは際立っています。ぜひ、明日ご自分の目でお確かめください。
そして、今日しか撮影できない貴重な写真がこちら。
ブロンズ像を演じる井上良太(4/14出演)と宮本祐宜(4/17出演)の2ショットです。
2人とも今回が初役ということもあり、今日は2人ともフルメイク、フル装備(?)でゲネプロに参加しました。
(もちろん一緒に踊ったわけではなく、ブロンズ像のシーンを2回行ったのです)
2人のブロンズ像が揃う、こんなことは2度とないでしょうから、メイクさんたちも楽しみながらメイクしてくださっていました。
滅多に見られない光景に、廊下を通るダンサーたちもみんなメイク室を大注目。
2人が揃って、メイク室から出てきたときには、その場にいた全員の視線が彼らに集中していました。
本人たちは初めてのメイクにちょっと緊張ぎみでしたが、舞台ではキレのいい踊りを見せてくれていました。
2人のブロンズ像にもぜひご注目ください!
初日の模様は、早ければ今晩中にお知らせいたします。
こんな時期だからこそ、舞台を通じて、皆さんに感動と明日への活力をお届けできたらと願っています。
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