東京バレエ団「ジゼル」は、明日初日を迎えます。
タイトルロールのジゼル役には、今回が東京バレエ団との4度目の共演になるディアナ・ヴィシニョーワ、そしてアルブレヒト役には、東京バレエ団との初共演となるセミョーン・チュージンがゲスト出演いたします。
本日は、会場のゆうぽうとホールで、16時よりゲネプロが行われました。
ゲストは2人とも、自分の衣裳で舞台に登場。
ヴィシニョーワは、前回公演(2006年)で印象的だったピンクの可憐な衣裳を一新。
白と青が基調の胸元に小さい花があしらわれた美しい衣裳で第1幕のジゼルを演じました。
(ゲネプロ/第1幕より)
ヴィシニョーワのジゼルは、アルブレヒトへの視線からも、彼への一途で深い愛情が感じられます。
アルブレヒトの裏切りを知った1幕最後の狂乱の場面では、ゲネプロにも関わらず、顔や腕まで青白く見えてくるほどの迫真の演技を見せていました。
一方、チュージンはゲネプロの直前まで舞台で自主稽古を行っていました。
到着日にも東京バレエ団でスタジオでリハーサルを行い、少しでも時間があるとマイムや導線を確認している彼は、本当に真面目で真摯に舞台に取り組むダンサーです。
そんなチュージンが演じるアルブレヒトは、若さの中に落ち着きと品のある王子といった印象。
ちょっとした動作にも、王子の気品がにじみ出ています。
ヴィシニョーワとチュージン。演技力にも定評のある麗しきペアを迎えて贈る、東京バレエ団「ジゼル」。
きっとこの夏の忘れられない一夜になるはずです。
明日の公演は19時開演。開演1時間半前(17時30分)より当日券(S券とA券)を発売いたします。
ご来場お待ちしております!
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