公演まであと3週間。ブルメイステル版『白鳥の湖』の今回の再演は、第1幕、第3幕の衣裳をすべて、東京バレエ団のオリジナルとして新製作したことに注目が。靴、頭飾りを含めて約200点にもおよぶ新作衣裳の大部分がこのほど完成、東京バレエ団のスタジオで衣裳合わせが行われました。出来たての衣裳に身を包んだダンサーたちが勢揃い、色とりどりの美しい衣裳がずらりと並ぶ景色はまさに圧巻でした。
2016年2月のバレエ団初演の際は、ブルメイステル版の当初の演出意図に沿ったものを、という斎藤友佳理芸術監督の強い希望により、モスクワ音楽劇場の古い衣裳をレンタルして上演しましたが、ブルメイステル版『白鳥の湖』を東京バレエ団のレパートリーとして長く上演していくために、と衣裳の新製作を決断した斎藤。2016年の秋頃から、2年近くをかけて準備を進めてきました。
限られた時間と予算のなかでの最善の策を、と模索した結果、モスクワの舞台衣裳デザイナー・アレクサンドル・シェシュノフ氏にデザインを発注、ボリショイ劇場のスタッフ部門出身者によって設立された工房・ティモール社に製作を依頼しました。彼らのなかには、このプロジェクトのために引き抜かれた職人もいるそうで、その腕は確かなもの。試着したダンサーたちからは、「着心地がいい」「とても動きやすい」と声があがっていました。
ここでは、その衣裳の一部をご紹介します!
■写真2、写真3:第1幕の貴族たちの衣裳は、カラフルなのに上品に
■写真4:侍従長は長い上着がカッコイイ!
■写真5:ロットバルトの黒い衣裳は、胸の飾りがゴージャス!
■写真6、7 :ジークフリート王子も新調! 細やかな装飾の仕事が目をひきます。
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