〈HOPE JAPAN 2021〉全国ツアー、公演地にゆかりのあるダンサーでつないでいくインタビューのバトン。9番目は近年主役への抜擢が続いているソリスト、金子仁美(群馬)の登場です。
今回のツアーでは「ギリシャの踊り」、「パキータ」に出演する金子のインタビュー、ぜひご一読ください!
群馬県邑楽郡
Q2 バレエをはじめた年齢、スタジオ、きっかけ
6歳、「小林はつみクラシックバレエアカデミー」でレッスンをはじめました。小林初美先生から「バレエやってみない?」とスカウトされたことがきっかけです。
Q3 東京バレエ団を選んだ理由
中学生の頃、東京バレエ団の公演を観てすごく感動し、憧れを持つようになりました。
高校1年生からは東京バレエ団附属の東京バレエ学校「Sクラス」に通うようになり、これまで以上にバレエ団のことを知り、公演を観る機会も増え、「ここに入りたい!!」とより強く思うようになりました。
Q4 東京バレエ団に入ってから特に強く印象に残っている舞台、役
全ての舞台が特別なので選ぶのが難しい!!......けれど、東京文化会館で初めて大きな役をやらせてもらったアシュトンの「真夏の夜の夢」はとても印象に残っています。あと2020年12月に初の全幕主演だった「くるみ割り人形」のマーシャは、リハーサルからすごく濃い時間を過ごしたので、忘れられない舞台になりました。
Q5 私が今思う、地元の良いところ
本当に、笑っちゃうくらい田舎でのどかな所なんです。町の人がみんな友だちって感じ!! でも、私はのどかで豊かな空気が大好きです!
Q6 私が好きな地元の名産、スポット
・焼きまんじゅう
・玉こんにゃく(大スキ♡)。シンプルですが、おでんみたいに串に3つくらい刺して、醤油ベースの味付けで煮るととっても美味しく食べられます。
・ネギ味噌。白米のおにぎりにネギ味噌をぬって食べるのはおススメです!
Q7 お客様へのメッセージ
私が東京バレエ団に入団した2011年は、東日本大震災により日本がとても大変な状況でした。あれから10年、今はコロナの影響で世界中が不安の渦の中にいます。私たちダンサーも苦しい日々を過ごしてきましたが、いつも応援してくださる皆様のおかげで前を向いて頑張ることができています。感謝の想いでいっぱいです。
このHOPE JAPANの舞台では、今かかえる不安もふきとぶようなエネルギーを皆様にお届けできるように踊ります。一緒に楽しんでください!
「くるみ割り人形」より。金子仁美(マーシャ役)、池本祥真(くるみ割り王子)
★次回予告★
次回は同じく群馬県出身、生方隆之介が登場します。どうぞお楽しみに!
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