東京バレエ団<創立45周年スペシャル・プロ>が開幕しました。
多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。
45周年を彩るにふさわしい、多彩なプログラムに盛大な拍手が贈られました。
会場には、45年間の舞台写真やリハーサル写真を展示しております。
展示している写真は、これまでの歴史をまとめた「東京バレエ団40年のあゆみ」に説明文つきで
掲載しており、会場ロビーにて販売いたしております。
この機会にぜひ、東京バレエ団の歴史と伝統をご堪能ください。
当日券は、S-D席まで若干数ご用意しています。
開演1時間半前の午後1時半より、東京文化会館当日券カウンターで承ります。
ご来場お待ちしています。
今週末に迫った<東京バレエ団創立45周年記念スペシャル・プロ>で上演する「エチュード」の
もう1人のゲスト、レオニード・サラファーノフが来日しました。
昨日到着したばかりのサラファーノフは、時差ボケで「まだ飛行機に乗っているみたい」と言い
ながらも、早速朝からバレエ団と一緒にクラスを受け、吉岡美佳、上野水香、フリーデマン・
フォーゲルとリハーサルを開始。
サラファーノフとフォーゲルは初対面。
そして、サラファーノフと吉岡、フォーゲルと上野の共演も今回が初めてでしたが、そんなことは
感じさせないほど息がぴったり。
リハーサルは、終始和やかな雰囲気の中で行われました。
明日はコールド・バレエもあわせての通し稽古です。
本番まであと4日。
2人のゲストが揃い、スタジオはさらに活気づいてきました。
4月公演<創立45周年記念スペシャル・プロ>で上演する「月に寄せる七つの俳句」の初日を前に、
振付家のジョン・ノイマイヤー氏が振付指導のために来日しました。
多忙を極めるノイマイヤー氏の今回の滞在は、11日(土)から14日(火)までの4日間という大変
短いもの。11日(土)早朝に到着し、荷を解く間もなく午後からリハーサルに参加しました。
まずは、初演以来のキャストである高岸直樹、斎藤友佳理、木村和夫と、今回初めてこの作品に挑む
後藤晴雄、上野水香、長瀬直義の主演2組を指導。
3月30日から振付指導にあたっている助手のビクター・ヒューズ氏とともに、ひとつひとつの動き
を確認しながらリハーサルは進められました。
長旅の疲れも一切見せずに、自ら動きながら指導にあたり、
ノイマイヤースタイルがさらに深められています。
主演の2組の指導が終わると、次は全体の通し稽古へ。
18年ぶりの再演のため、ご本人も作品を観るのは本当に久しぶりのこと。
何度も音を止めながら、腕の角度や体の曲げ方などを細かく指導。
ノイマイヤー氏の指示をひとことも聞き逃すまいとするダンサーたちの表情は真剣そのもの。
スタジオにはいつもとは違った緊張感が走ります。
昨日も休日返上で行われたリハーサルは、今日と明日も続きます。
ノイマイヤー氏、ヒューズ氏と、東京バレエ団が一丸となって創り上げている「月に
寄せる七つの俳句」。
必ずや皆様にお楽しみいただけると思います。
4月の<創立45周年記念スペシャル・プロ>で18年ぶりに再演する「月に寄せる七つの俳句」へ
向けて、振付家ジョン・ノイマイヤー氏の助手であるビクター・ヒューズ氏が来団、先週月曜日
より、リハーサル指導を行っています。
昨年3月のノイマイヤー振付「時節の色」「スプリング・アンド・フォール」の上演の際にも振付
指導で来日したヒューズ氏は、今回もノイマイヤースタイル独特の動き、音の取り方などひとつ
ひとつを、自らが手本を示しながら、細かく指導しています。
今回は指導にあたっている、ヒューズ氏のインタビューをお届けします。
■東京バレエ団のリハーサルの印象。
リハーサルを開始して約2週間が経過しましたが、順調に進んでいます。
今回、18年ぶりの再演ということで長らくこの作品を観ていなかったため、最初は1989年の初演の
映像をみたり、創作中に書きとめておいた当時のノートをみて勉強し直しました。
ノートにはステップの内容、意図、ジョン(ノイマイヤー)さんが音楽のどこで何をしたいかを
記しているので、それを元にリハーサルの中でノイマイヤースタイルというものを伝えています。
この作品に限らず、ノイマイヤー作品は技術的な面だけではなく、非常に内面の表現が要求されます
が、東京バレエ団にとても合っていると思いますし、皆好んでくれていると思います。
■主演の2キャストについて。
初演からのオリジナルキャストの(高岸)直樹、(斎藤)友佳理、(木村)和夫の3人は、昨年の3月
の「時節の色」のオリジナルキャストでもあり、3人ともノイマイヤースタイルの表現がさらに深ま
り、とても成長しています。
それに、作品をすごく愛してくれているということもリハーサルを通じて感じます。
もう1組の(後藤)晴雄、(上野)水香、(長瀬)直義の3人は、全員が初めてこの作品に取り組み
ますので、まだ作品やノイマイヤースタイルを学んでいる途中ですが、リハーサルが進む中で習得
していっています。
■再演へ向けて。
今日から4日間、ジョンさんがリハーサルに来ます。
ジョンさんは残念ながら他のスケジュールがあるため初日まではいられませんが、彼自身が1番
この作品を観たいと思っていると思います。
再演に向けて、私も東京バレエ団とともに最善を尽くします。
4月18日(土)、19日(日)の<創立45周年スペシャル・プロ>を前に、本日「エチュード」に
ゲスト出演するフリーデマン・フォーゲルが来団しました。
昨日来日したばかりのフォーゲルは、本日は東京バレエ団団員と一緒に1時間半のクラスレッスンを
受けた後、「エチュード」で共演する吉岡美佳とリハーサルを行いました。
フリーデマンが「エチュード」を踊るのは、今回が初めて。
彼が踊るパートを担当してきた木村和夫も「月に寄せる七つの俳句」のリハーサルの合間をぬって
彼のリハーサルに付き添っていました。
2007年に「ジゼル」で共演した吉岡美佳とは、初日から息がぴったり。
その様子は、リハーサル終了後のこの写真からも伝わるのではないでしょうか。
2人は6月の「ジゼル」公演でも共演します。
息のあった舞台に、どうぞご期待ください!
2009年第3弾公演の「白鳥の湖」が、いよいよ明日初日を迎えます。
東京バレエ団団員は、昨日より会場のゆうぽうとホールに移動し、最後の舞台稽古を行っています。
第2幕より(オデット:高木綾、王子:木村和夫)
今回の「白鳥の湖」は、3キャストで上演されます。
明日14日は、マチネとソワレの2回公演。
マチネの若手特別公演<Stars of Tomorrow>公演では、渡辺理恵、川島麻実子が初めてオデット
とオディールに挑戦。
ソワレ公演には、抜群のパートナーシップを誇る上野水香と高岸直樹が主演します。
15日の公演では、木村和夫を相手に高木綾、田中結子がオデットとオディールに初挑戦します。
第3幕より(オディール:田中結子、王子:木村和夫)
他にも初役に挑戦する団員が多く、空き時間も舞台の上は自主練習をする団員たちの姿を多く
目にします。
舞台の上には、いつもとはまた違った独特の緊張感が漂っています。
3キャストそれぞれの「白鳥の湖」の世界を、どうぞお楽しみください。
ゲネプロより(オデット:渡辺理恵、王子:後藤晴雄)
当日券は、開演1時間半前より会場のゆうぽうとホールにて承ります。
明日はA-C席を、15日はS-C席を若干枚数ご用意しております。
ご来場お待ちしています。
本日は、15日のキャストでリハーサルが行われた後、14日の昼公演キャストでゲネプロが行われ
ました。
それぞれの個性を生かしたオデット、オディールが創り上げられています。
今年の7月から8月にかけて開催される第12回世界バレエフェスティバル、特別プログラム
<オマージュ・ア・ベジャール>ではモーリス・ベジャール振付の「ルーミー」に加えて、
同じくモーリス・ベジャール振付の「鳥」の初演も決まりました。
公演詳細、公演の模様は今後随時お知らせしてまいりますが、本日はまず、先日行われた
2作品の振り写しの様子をお届けします。
作品の指導にあたったのは、何度も東京バレエ団にベジャール作品を指導してきた小林十市。
19日、20日の沖縄公演終了後、「白鳥の湖」のリハーサルが行われる中、振り写しが行われ
ました。
まずは、「鳥」の様子から。
今回、「鳥」の振り写しに参加したのは高岸直樹、木村和夫、後藤晴雄の3名。
長年に渡ってベジャール作品に取り組んできた3名。
独特の振りを体に叩き込むように、次の振りに移る時の重心の移動など、細部まで確認して
いました。
続いて、「ルーミー」。
男性のみによるこの作品は、印象的な振りが多くみられます。
どのような作品に仕上がるか、皆様8月の本番を楽しみにお待ちください。
<ベジャール・ガラ>に向けて、ジル・ロマンさんが振付指導をしてくださっていることは、
以前の記事でお伝えいたしましたが、3日間のリハーサルを終えた昨日の夜、
今回のリハーサルの感想、そしてベジャールの死後、あたたかい声援を送り続けてくれた日本のファンへ向けての想いを、ビデオメッセージとして届けてくれました。
<ベジャール・ガラ>はいよいよ明日、2月6日開幕です!
【日本語訳】
◇東京バレエ団のリハーサルの印象
今回、東京バレエ団を指導できることをとても嬉しく思っています。
東京バレエ団のダンサーたちからは、ベストを尽くそうとする意欲、多くのことを学ぼうという意欲、そしてベジャール作品をベストな形で踊ろうとしている意欲を感じます。
東京バレエ団のダンサーたちにはさまざまな個性や素質が溢れています。そして、ダンサーたちは皆、モーリス(べジャール)の作品への尊敬の気持ちを持ち、彼の作品をとても愛してくれているのです。ですので、とても良い雰囲気でリハーサルが進んでいますし、この3日間のリハーサルで大きな進歩がみられました。
そんな東京バレエ団のダンサーたちを指導できることは私にとってもとても幸せなことです。
◇日本のファンへのメッセージ
日本のファンの皆様には本当に感謝しています。
もちろん以前からもですが、ベジャールが亡くなって以来、ファンの方からたくさんのご声援をいただき、モーリス・ベジャール・バレエ団が存在し続け、モーリス・ベジャールの作品を今後も見続けたいということを願っているということを強く感じています。
カンパニーにとっても、私にとっても皆様からの応援はとても貴重なものです。愛されていることを感じ、われわれも出来る限りのお返しをしたいという気持ちになるのです。
ファンの皆様には十分に感謝の気持ちをお伝えする機会がないので、ここで改めお礼を申し上げたいと思います。
ベジャール追悼特別公演シリーズの最後を飾る<ベジャール・ガラ>を前に、
モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督のジル・ロマンさんが来団。
本日より6日までリハーサル指導を行います。
今日はこれまで数々のベジャール作品のリハーサルを指導してきた小林十市さんとともに、
「ペトルーシュカ」、「ギリシャの踊り」を指導。
何度も音楽を止めながら、1人1人に細かい指示を与えていました。
「ギリシャの踊り」はだしのパ・ド・ドゥの稽古風景。
(左から吉岡美佳、ジル・ロマン、平野玲)
時には、小林十市さんと一緒に自ら手本を見せながら指導。
「ギリシャの踊り」2人の若者の稽古風景。
(左からジル・ロマン、小林十市、長瀬直義、横内国弘)
ジルさんの熱い指導のもと、団員たちは皆いつにも増して集中して、リハーサルに取り組み、ベジャール・スタイルを体に染み込ませていました。
初日まであと4日。
ベジャール氏の遺志を継ぐジル・ロマンさん指導を得て、作品により磨きをかけてお届けする東京バレエ団の<ベジャール・ガラ>にご期待ください!
マラーホフ版「眠れる森の美女」から一息つく間もなく、昨日から<ニュー・イヤー・ガラ>がスタートしました。
ツアー皮切りをなった横須賀公演では、後藤晴雄が待望の「ボレロ」日本デビューを果たしました。
ー後藤晴雄からひとこと
「これまで海外では何度も踊っていますが、日本でのお披露目ということもあり、開演前はすごく緊張していました。無事に踊りきることができ、お客さまからも大きな拍手をいただけて、今はとても満足しています。もっともっと踊りこみ、2月11日の東京公演に臨みたいと思っています」
後藤のコメントとともに、昨日の公演の映像が届きました!
記録用映像ですので、スムーズなカメラワークとはいえませんが・・・。
迫力のあるラストシーンをご覧ください!
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