「ラ・バヤデール」のソロル役でゲスト出演する、イーゴリ・ゼレンスキーとマシュー・ゴールディングが本日より東京バレエ団のリハーサルに参加しました。
クラス開始前に飯田芸術監督からゼレスキーとゴールディングを紹介。
このような時期に、しかも公演直前の来日というタイトなスケジュールにもかかわらず、ゲスト出演を快諾してくださった二人を、団員たちは大きな拍手で迎えました。
ゼレンスキーは昨日、ゴールディングは今朝来日したこともあり、二人ともクラスはバーレッスンを中心に、自分のペースで、無理せずにウォーミングアップ。
こんな光景も見られました。
こちらは、レッスン中のゴールディング。
"ブラッド・ピットに似ている!"という声があちこちで聞かれましたが、いかがでしょう?
クラスの後は、急遽来日してくださったオルガ・エヴレイノフ先生の指導のもと、上野水香とマシュー・ゴールディング、小出領子とイーゴリ・ゼレンスキーの2組の主役が交互に、リハーサルを行いました。
本格的に踊るというより、ひとつひとつの動きやマイムの確認が中心でしたが、それぞれのペアが次第に絆を作り上げていくのがわかります。
ゴールディングは、若いエネルギーに満ちた、爽やかなダンサー。
上野水香と互いに確認しながら、笑顔でコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。
長身で華やかな存在感を持つ上野とゴールディングは、スケールの大きな舞台を見せてくれるに違いありません。
一方、ゼレンスキーは東京バレエ団に長年在籍しているかのような、どっしりとした存在感で、小出領子を包み込むようにサポート。
ニキヤに初めて挑む小出には本当に心強いパートナーといえるでしょう。
上野水香とゴールディング、小出領子とゼレンスキーのリハーサルの様子です。
ゼレンスキー、ゴールディング、オルガ先生、そして東京バレエ団の想いがひとつになって創り上げる「ラ・バヤデール」。
一人でも多くの方に、この想いをお届けできたらと願っております。
「ダンス・イン・ザ・ミラー」&「ボレロ」は、昨日無事千秋楽を迎えました!
ご来場いただきました、すべての皆さまに心よりお礼申し上げます。
さて、「NEWS」でもお知らせしたように、今回の公演ではジル・ロマンさんからのサプライズ・プレゼントとして、「チェロのための5つのプレリュード」を追加上演いたしました。
昨年からリハーサルを重ねてきた、吉岡美佳と高橋竜太の様子を、皆さまにもお伝えしたかったのですが、残念ながら"公演当日のサプライズ"ということで、箝口令が引かれていたため、稽古場レポートの担当者も泣く泣く諦めた次第。
実はこの作品のリハーサルが始まったのは、昨年12月に上演されたの「M」のリハーサル中のこと。
最初に、1994年の第7回世界バレエフェスティバルでこの作品を披露した小林十市さんが振付を指導。
その後、十市さんの公演をご覧になるために来日したクリスティーヌ・ブランさんもリハーサルに参加し、日本初演キャスト2人で吉岡と高橋に指導をしてくださいました。
そして、1月からは那須野圭右さんが、「ダンス・イン・ザ・ミラー」と並行してリハーサルを進め、最終的にはジルさんが来日後作品を仕上げ、本番に臨んだのでした。
東京バレエ団初演作品を演じることが、団外には一切知らされないまま、2ヶ月にわたって連日リハーサルを続けてきた吉岡と高橋。初日のカーテンコールで、客席から大きな喝采を受けた2人の表情は、清々しく晴れ晴れしいものでした。
「チェロのための5つのプレリュード」東京バレエ団にとって、またひとつ大切なベジャール・レパートリーが増えました。
今回ご覧いただけなかった方にも、いつか絶対にご覧いただきたい作品です。
東京バレエ団初演「ダンス・イン・ザ・ミラー」が無事開幕いたしました!
東京バレエ団にとって19番目のベジャール・レパートリーの誕生を、たくさんの方にご覧いただき、そして大きな感動の伝わってくる拍手をいただけたこと、ほんとうに嬉しく思っております。
記録的な猛暑が続いた昨夏、この作品のリハーサルはスタートしました。
そして昨日2月4日。
演出・構成・振付指導を手がけたジル・ロマンさん、ひとりで全ての振りをダンサーに伝え、振付指導を務めた那須野圭右さんが客席で見守る中、「ダンス・イン・ザ・ミラー」の幕が上がりました。
ジル・ロマンはこの作品のテーマを、"ベジャールへの旅"であると語っています。
「わたしは踊ることのできぬ神を信じることはできない」というベジャールの映像からはじまり、東京バレエ団のダンサー全員が登場するフィナーレまで、息つく間もなく展開される"ベジャールへの旅"。
ベジャールを愛する、そして東京バレエ団を愛するすべての方にご覧いただきたい作品です。
今日、明日の公演、ぜひご来場ください。
東京バレエ団のダンサー全員で舞台に立つのは滅多にないこと。プリンシパルから入団一年目のダンサーまで、全員が晴れ晴れとした笑顔で拍手に応えていました。
「ダンス・イン・ザ・ミラー」の幕が降りた直後、ジル・ロマンさんと那須野圭右さんは舞台に駆けつけ、ダンサーたちに労いの言葉をかけていました。
photo:Kiyonori Hasegawa
「ダンス・イン・ザ・ミラー」&「ボレロ」の2日目の舞台も無事に終演いたしました。本日もゆうぽうとホールいっぱいのお客さまから、熱い拍手が。
ジル・ロマンさんと那須野圭右さんは、今日が日本での最終日。
終演後、ジルさんは公演の成功を心から喜んでくだっている様子で、舞台に駆けつけ、「ボレロ」を演じ終わったばかりの、東京バレエ団のダンサー全員に次のような素晴らしい言葉を贈ってくださいました。
「皆さんと一緒に作品を創ることができて、また客席からその作品を演じる皆さんを観ることができて、とても嬉しく思っています。
明日の公演も成功することを、飛行機の中から願っています。
皆さんに一番忘れてほしくないことは、モーリス(・ベジャール)のことです。
この作品は、もちろん東京バレエ団の皆さんのための作品でもありますが、モーリスのための作品でもあります。
どうか、いつまでもモーリスのことを、忘れないでください。」
東京バレエ団にとって、ほんとうにありがたく、重い言葉でした。
東京バレエ団が活動を続ける限り、東京バレエ団に携わる者誰もがベジャールさんのことを忘れることは決してないでしょう。
東京バレエ団にベジャールさんが贈ってくれた19もの作品。
これらの作品を通して、モーリス・ベジャールという不世出の振付家がいたことを、彼が遺した作品を、作品に込められた思いを、いつまでも日本の皆さんに伝え続けていく、それこそが私たち東京バレエ団に託された使命だと思っております。
皆さまにも、ベジャールさんのことを心のどこかに深く刻んでおいていただければ、こんなに嬉しいことはありません。
●今日のエピソード1
ジルさんと那須野さんに、バレエ団からの感謝の想いを込め、飯田芸術監督からプレゼントを贈りました。
最初にジルさんに、次に那須野さんにプレゼントを渡そうとしたところ、ジルさんからは「ケイスケにはいいから!」という冗談が。
すかさず、飯田芸術監督から「今回の一番の働き者!」と、猛暑の最中に1カ月、厳冬の最中に1カ月、計2か月みっちりと、振付指導を行った那須野さんへの労いの言葉がかけられました。
毎朝、よく通る大きな声で「おはようございます!」と挨拶しながら、東京バレエ団の事務所に入ってきた那須野さん。
その声が明日から聞こえなくなるかと思うと、私たちスタッフもさびしくなります。
那須野さん、本当にありがとうございました! そして、お疲れさまでした!
●今日のエピソード2
プレゼントを受け取った後、ジルさんからは、最後の最後まで細かいダメだしがありました。
作品をより良いものにしたい・・・そんなジルさんの熱い想いを感じられるひとコマでした。
いよいよ明日が、最終日。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
新作「ダンス・イン・ザ・ミラー」はいよいよ明日初日!
月曜日からスタッフが、そして火曜日からはダンサーもゆうぽうとホールに入り、開幕に向けて、準備を進めています。
構成・演出を手がけるジル・ロマンは、振付はもちろんのこと、照明、装置、衣裳、そしてダンサーの髪型、メイクにまで、作品全体に細かい指示を出していきます。
村上美香の稽古場レポートで少しだけ衣裳をご紹介しましたが、実際にゆうぽうとの舞台でのリハーサルを経て、衣裳、髪型、メイクもほぼ決定。
場面によって、衣裳や早替えをするダンサーもいるため、舞台袖には早買え部屋も設置されました。
その早替え部屋をちょっとのぞいてみたところ・・・
普段の公演では見かけることのない、絵具のパレットのようなメイク道具とカラフルな羽根が・・・。
これは、「バロッコ・ベルカント」のパ・ド・シスの6人が使用するメイク道具です。
「バロッコ・ベルカント」の衣裳は、赤、紫、黄といった華やかな色彩のもの。
ダンサーたちは、限られた時間の中、それぞれの衣裳の色に合わせて、この色とりどりのパレットで素早くメイクし、髪の毛もアレンジしなければならないのです。
各人試行錯誤中の「バロッコ・ベルカント」のメイク。
特別に一部だけお見せいたしましょう。
ダンサーたちはこれまでほとんど経験したことのない、観客の皆さんもあまりご覧になったことのないタイプのメイクでしょ?
ダンサーたちは初めてチャレンジするメイクを日々研究し、少しずつ変化させています。
本番では、どのような完成形をお目にかけられるか、どうぞ楽しみにしていてください!
そして、リハーサルが進行する中で、「ダンス・イン・ザ・ミラー」の予定キャストも決定いたしました。
今回は3公演とも、同じキャストで上演する予定です。
主なシーンの予定キャスト、お知らせしておきます。
「ダンス・イン・ザ・ミラー」予定キャスト
男:木村和夫
「舞楽」
小笠原亮、高村淳子、佐伯知香、長瀬直義、宮本祐宜
「ヘリオガバル」:
上野水香、柄本弾
「バロッコ・ベルカント」パ・ド・シス:
小出領子、佐伯知香、田中結子、松下裕次、長瀬直義、宮本祐宜
高橋竜太
扇のパ・ド・トロワ:
斎藤友佳理、井脇幸江、吉岡美佳
「火の鳥」:
木村和夫
高橋竜太、松下裕次、氷室友、長瀬直義、梅澤紘貴
西村真由美、佐伯知香、奈良春夏
(上記はあくまでも予定キャストですので、正式な発表は当日となりますこと、あらかじめご了承ください)
今日は、クラス、リハーサルの後、18時から舞台最終稽古(ゲネプロ)というスケジュール。
そして、明日19時に「ダンス・イン・ザ・ミラー」初演の幕が上がります。
皆さまのご来場、お待ちしています!
「ダンス・イン・ザ・ミラー」の初日まで、あと1週間。
初日を前に、この作品の構成・演出を手がける、モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督であるジル・ロマンが来日し、本日よりリハーサルを開始しました。
まずはオープニングの「現在のためのミサ」からスタート。
ダンサーたちは、衣裳のジーンズとTシャツ、そしてスニーカーを着用し、本番さながらのリハーサルを行いました。
昨夏の振り移しに続き、1月4日から振付指導をしてきた那須野圭右とともに、ダンサーたちの動きをしっかり見つめるジル。
「現代のためのミサ」は、これまでの東京バレエ団のベジャール・レパートリーにはないアップテンポで力強い音楽で、ダンサーたちはスタジオを所狭しとエネルギッシュに動きまわります。
ジルからは、手や足の角度、アクセントの付け方、倒れ方、場所取りに至るまで細かい注意が飛びました。ダンサーたちは、ジルのアドバイスをすぐに身体に叩き込み、1分1秒も無駄のないリハーサルが続きました。
緊張感に満ちたリハーサル中、ジルから突然「ここは、ブルース・リーのように!」というアドバイスが。
普段のリハーサルでは出ない言葉に、ダンサーたちの表情も一瞬ほころびました。
7つの作品の抜粋から構成される本作の、作品同士のつなぎはジルのアイディアが盛り込まれています。
「亡き偉大なベジャールへの祈りと、未来への希望」というコンセプトのもと、完成間近の新作「ダンス・イン・ザ・ミラー」。
衣裳や小道具の製作も、ジルの指示のもと、どんどん作業が進んでいます。
明日、明後日も休日返上でリハーサルが行われる予定です。
皆さま、初演の舞台をどうぞお楽しみに!
いよいよ、2010年最後の公演となる、「M」公演が明日初日を迎えます。
今回は、元モーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーであり、1993年の「M」の初演で"IV(シ)"を踊った小林十市氏がゲスト出演。ダンサーとして7年半ぶりに、この公演のためだけに一度限りの復帰を果たします。
東京バレエ団には、たびたび振付指導などで来団し、ダンサーたちの信頼も厚い小林氏の復帰/引退公演であり、5年ぶりの上演で初役に挑戦するダンサーも多いため、ダンサーたちもいつもの公演とは違う緊張感と、そしていつも以上の一体感でリハーサルに臨んできました。
昨日から劇場入りし、舞台でのリハーサルを開始しました。
舞台は、上手下手、そして舞台後ろの全ての幕が取り払われ、普段の舞台ではみえることのない照明機材や壁がむき出しになっています。これも、故モーリス・ベジャール氏の演出のひとつ。
(ゲネプロより)
この舞台の上で繰り広げられる、ベジャール、そして三島由紀夫の世界を、じっくりご堪能ください。
今年は、「シルヴィア」、「オネーギン」といった全幕作品をはじめとする新しいレパートリーの初演、「クリアチュア」、「ホワイト・シャドウ」、「四季」の初演、第24回目となる海外公演では通算700回を達成、皆様の温かいご支援によるポワントの開始、新スタジオ建設の決定と、バレエ団として大きく前進した1年となりました。
そんな1年を締めくくる「M」の舞台を、どうかお見逃しなく!
明日の公演は15時開演です。
当日券は、開演1時間半前よりS-D席を若干枚数ご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
すでに当ホームページ内のニュースでお伝えしていますが、上野水香と高岸直樹が11月10日から18日にかけてベルリン・ドイツ・オペラで行われた<マラーホフ&フレンズ>より帰国しました。
このガラで2人は、マラーホフ版「シンデレラ」のパ・ド・ドゥ、そしてモーリス・ベジャール振付の「詩人の恋」の2演目を披露しました。
無事に帰国し、東京バレエ団でのリハーサルに戻ってきた2人に、出演した感想を聞きました。
(終演後の楽屋にて)
◆上野水香
2回目の<マラーホフ&フレンズ>は、今回も5日間の公演を通じて、様々なことを感じられてとても手ごたえのあるものでした。両演目とも初めての作品でしたが、「詩人の恋」はお客様にも共演者の方々にも楽しんでいただけましたし、「シンデレラ」はマラーホフさんに最終日まで指導していただき、最終日には「よかった!」と言って喜んでいただけました。
1回1回、踊るたびに作品が体に入ってくるのを感じましたし、舞台をご覧いただいているお客様の温かい空気も伝わってきました。直樹さんは本当に心強いパートナーであるので、1回1回楽しもうと言って安心して踊ることができました。
「詩人の恋」は、いつか日本でも踊ることができればと思っています。
◆高岸直樹
今回の公演は、いろいろな意味で光栄な舞台でした。
マラーホフさんから、彼の振り付けた「シンデレラ」をと言っていただき、彼の地元で踊ることができたこと、そして24年という年月を経てベジャールさん振付の「詩人の恋」を、あのジョルジュ・ドンさんも着た衣裳を着て踊ることができことは、本当にありがたいことでした。
特に「詩人の恋」は、ベルリンのお客様も共演者の方々も興味を持って観てくださいましたし、印象に残る作品でおもしろかったと言っていただけました。
もっともっと踊りこんでいきたいと思う、とても楽しい作品です。
2人は、12月29日(水)に神奈川県民ホールで行われる、ファンタスティック・ガラコンサート2010でマラーホフ振付「シンデレラ」を踊ります。
すっかり秋らしくなり、冬の到来も感じるようになりました。
先週、<奇跡の響演>公演を無事に終え、東京バレエ団は来月の「M」公演に向けて、気持ちを新たにリハーサルに取り組んでいます。
そんな中、昨日開幕したモーリス・ベジャール・バレエ団2010年日本公演に合わせて、ランド オブ トゥモロー 丸の内店において開催中の"Les Costumes de Bejart par JPK"の、オープニング・パーティーが11月6日(土)に行われました。
ランド オブ トゥモローとゆかりの深いデザイナー、ジャンポール・ノット氏が、2001年に初演され、ドキュメンタリー映画にもなったモーリス・ベジャール振付の「ルミエール」("Lumiere")の衣裳を手がけた繋がりから企画された"Les Costumes de Bejart par JPK"。
店内では「ルミエール」で実際に使用された衣装を展示するとともに、ジャンポール・ノット氏自らがこのイベントのために限定復刻したドレスが展示・販売されています。
このオープニング・パーティには、ジル・ロマンはじめモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーが出席しましたが、東京バレエ団からも吉川留衣、渡辺理恵、小川ふみ、二階堂由依、柄本弾、谷口真幸、森川茉央、佐藤瑶の8名が参加し、パーティに華を添えました。
パーティーで東京バレエ団のダンサーたちに任せられたのは、ジャンポールさんがデザインした洋服や衣裳を、パーティーに出席したお客様に魅力的にお見せすること。
パーティーがはじまる前、ジャンポールさん自らがフィッティングを手がけ、ダンサーたちは続々とマヌカンに変身。
女性ダンサーは、ジャンポールさんのコレクションから、それぞれの個性に合わせてジャンポールさんが選んでくれたドレス姿で、パーティ会場を彩ります。
艶やかな美しい色合いのドレスをまとったダンサーたちが会場に登場すると、お客さまの視線はダンサーたちに集中。
ダンサーならでは背筋の伸びたすっきりとした体型は、ジャンポールさんのシンプルで美しいラインのドレスにぴったり馴染みます。
洋服を変えるために、4人が階段に並んだときには、一斉にフラッシュが光り、まるで写真撮影会のような状態に。お客さまから「素敵ですね」という声をかけられつつ、モデルとしての役割を見事に務めていました。
一方、男性ダンサーは、実際に「ルミエール」で使われた衣裳を着用し、復刻ドレスのマネキンとともにショーウィンドウに。
マネキンを相手に、美しくポーズを決めて静止するダンサーたち。
何も知らずにショーウィンドウの前を通った方の中には、ダンサーたちを本物のマネキンだと思われた方もいらっしゃった様子。ダンサーがポーズを変えるために動くと、「マネキンじゃなかったの・・・」とのつぶやきも聞こえました。
ダンサーたちは最初こそ緊張していましたが、次第に滅多に経験することのできない"人間マネキン"を楽しむかのように、堂々と時にはユーモラスにポーズを決めていきます。その様子に、店内からも街頭からも注目が集まっていました。
満面の笑みを浮かべたジャンポールさんから、一人ひとりに「ありがとう」と声をかけていただき、最後に全員で記念撮影。
いつもの公演とは違う、華やかな一夜だけの舞台の幕が下りたのでした。
(ショーウィンドウの前で、ジャンポール・ノット氏と)
本日、<奇跡の響演>が開幕しました。
多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。
タイトル通り、まさに"奇跡"といえるような舞台に、客席から盛大な拍手、歓声を贈っていただきました。
東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団、そしてズービン・メータ、イスラエル・フィルの初めての共演は、予想を上回る大迫力!!!
客席のお客様はもちろんのこと、舞台袖にいるダンサーもスタッフも一体となって大興奮でした。
(Photo:Kiyonori Hasegawa)
2度とは実現しないこの共演も、明日が最後。
この奇跡をどうかお見逃しなく!!
当日券は、S-D席まで若干数ご用意しています。
開演1時間半前の午後5時半より、東京文化会館当日券カウンターで承ります。
ご来場お待ちしています。
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