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新着情報2019/08/16

【ご報告】ポワントが支給されました

東京バレエ団では「ポワント基金」を設けております。これは、女性ダンサーたちが着用するポワントをバレエ団から支給することでダンサーたちの経済的な負担を減らし、さらに充実した舞台とするために2012年からはじまった試みです。

欧州のバレエ団の多くは国立(または州立)のため、ダンサーたちはバレエ団から一定数のポワント(トウシューズ)が支給されます。ただ、公的機関からの援助が乏しい日本ではそのような補助が難しく、1足数千円~1万円をこえるポワントの購入費用は、バレエダンサーたちの大きな負担になっています。そのため、東京バレエ団では「ポワント基金」を設け、皆様からお寄せいただいたご寄付でダンサーたちにポワントを支給しています。

8月15日、全国公演の合間をぬって、スタジオで今年度のポワントがダンサーたちに支給されました。女性ダンサーにとっては自らの分身、身体の一部ともいえるほど大切なものだけに、みな心からの笑顔でポワントを受け取り、抱きしめている姿がありました。

皆さまからのご支援にダンサー、スタッフ一同心より感謝申し上げます。今後もより良い舞台をお贈りできるよう精進してまいりますので、引き続き東京バレエ団にあたたかいご支援をたまわりますよう、心よりお願い申し上げます。


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ダンサーを代表し、上野水香からのコメント

「女性ダンサーにとってかけがえのないポワント、ポワントは1足ごとにすべて違いますから、何足も試し履きをし、選び抜いたものをさらに時間をかけて加工し、足に馴染ませます。それだけ時間をかけても、ハードな作品では1回で履きつぶしてしまうこともあるため、皆様からいただくポワントは私たちにとって大きな支えになっています。ご支援への感謝の気持ちをこめ、これからも良い踊りでお応えしたいと思います。」


【これまでの支給実績】

2012年度 396足 (募集期間2012年4月~2013年3月)

2013年度 406足 (募集期間2013年4月~2014年3月)

2014年度 640足 (募集期間2014年4月~2015年3月)

2015年度 540足 (募集期間2015年4月~2016年3月)

2016年度 533足 (募集期間2016年4月~2017年3月)

2017年度 524足 (募集期間2017年4月~2018年3月)

※毎年5,000円以上ご寄付いただいた方で、ご住所をお知らせくださった方には年次報告書をお送りしております。

新着情報2019/08/02

東京バレエ団ニュープロダクション基金「くるみ割り人形」 募集のご案内

東京バレエ団は近年、ブルメイステル版「白鳥の湖」や「海賊」など古典の大作を制作、上演し、大きな成功を収めました。2019年12月には、いよいよチャイコフスキーの三大バレエの一つ、「くるみ割り人形」の新制作に37年ぶりに着手します。

東京バレエ団は今年、創立55年記念シリーズを展開しておりますが、この「くるみ割り人形」では登場人物・キャラクターの衣裳や舞台装置を全面的に新調し、1年を締め括るハイライトとして皆様を楽しい夢の世界へご案内するとともに、日本を代表するバレエ団としてさらなる飛躍をめざします。

つきましては皆様とご一緒に素晴らしい舞台を作り上げられればと存じます。皆様のご協力をお待ちしております。

現在進行中のニュープロダクション「くるみ割り人形」の装置画と衣裳画

寄付受付期間:2019年8月末日まで

■お申込方法についてはこちらをご覧ください。
■ニュープロダクション基金の寄付区分と特典については、こちらをご覧ください。

海外ツアーレポート2019/07/18

〈第34次海外公演〉公演評①ウィーン国立歌劇場公演

 6月下旬からスタートした東京バレエ団の〈第34次海外公演〉は、このたびポーランド、イタリア、オーストリアの3か国5都市11公演に及ぶ約一か月の旅程を無事、終了しました。各地で盛況を続けた公演の中でも、「日本オーストリア友好150周年」の一環として、30年ぶり3度目の出演となったウィーン国立歌劇場公演は、地元のテレビ局や新聞が多く取り上げ、3日間がソールド・アウトとなる大盛況でした。その公演の批評を地元の有力4紙から抜粋してお届けします。


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photo:Alexey Semenov


プレッセ紙 Die Presse テレーゼ・シュタイニンガー著 2019年7月4日
ベジャールの「カブキ」 かつての日本そしてヨーッロッパの美学
ウィーン国立歌劇場。東京バレエ団が今でも素晴らしい1986年のクリエイションを上演。

「女性ダンサーがトウシューズでアラベスクをするとき、手は強く曲がり、頭は斜めに傾いている。また着物を着たシーンでは動きの自由が制約されるが、二つの美学が互いに融合しあっている。黛敏郎の音楽は、尺八と琴の音が主流で、その響きは耳に麻酔をかけられたようになる。ストーリーはヨーロッパ人には混乱するように思えるが、クラシックバレエとの結びつきにより全く違う美学が身近に感じられたことが、この公演の素晴らしさでもあった。
 ソリストの上野水香と柄本弾のテクニックは素晴らしいが、その他のダンサーの動きも、バレエのしなやかな動きに見慣れている目には、非情に強いアクセントと力強い踊り、特に最後のシーンで47人のダンサーが厳格なフォーメーションで戦いの動きや儀式的自害を思わせる踊りは圧巻である。」


スタンダード紙 Der Standard ヘルムート・プレープスト著 2019年7月4日
侍の復讐

「日本の豪華な衣装で、日本の文化のアイデンティティが西洋の美学と踊りの中に見出される。特に最後のシーンでは、日本の国旗の日の丸が大きく舞台に映し出される。
 東京バレエ団はベジャールの思いを継承し、素晴らしい舞台を展開している。音楽は黛敏郎で、かなりの編成のオーケストラはテープであるが、大変に印象深い。ダンサーは柄本弾や説得力のあるバレリーナの上野水香が光っていた。」


クローネン・ツァイトゥング紙(クローネン新聞)Kronen Zeitung
カールハインツ・ローシッツ著 2019年7月4日

ウィーン国立歌劇場:
東京バレエ団がモーリス・ベジャールの「ザ・カブキ」で客演 日本の歴史の絵巻

「ウィーン国立歌劇場はリング通りに開場して今年で150周年を祝う。そしてオーストリアと日本の友好が1869年に始まり同じく150周年という記念の年に、東京バレエ団がモーリス・ベジャールの「ザ・カブキ」でウィーンに客演している。(最後の公演は今日7月4日) 見る価値あり!


 歓声とブラボーの嵐であった。東京バレエ団は1986年に著名な振付家モーリス・ベジャールの「ザ・カブキ」を東京で初演し、その半年後にはウィーンでも最初の上演が行われた。
 今回は再演ということになるが、日本の18世紀以来の劇場の様式が多く取り入れられ、それがベジャールの(絵巻の)ファンタジーとなり、君主を失った47人の浪人の物語が展開される。政治的やり取りから、復讐の殺害、そして自害へと進む。黛敏郎の音楽は情景をよく描写しベジャールの緻密さをも表現している。
 素晴らしく、緊張感のある"生きた絵巻"である。大変に印象深いキャストで21の役の全てが素晴らしいが、特に主役の由良之助を演じた柄本弾、秋元康臣、そして宮川新大、上野水香が挙げられる。コール・ド・バレエは素晴らしい群舞であった。」


ヴィ―ナー・ツァイトゥング紙(ウィーン新聞) Wiener Zeitung
リッタ・ルードゥレ著 2019年7月4日

東京バレエ団がウィーン国立歌劇場で
モーリス・ベジャールの伝統豊かな振付「ザ・カブキ」で客演
 

エキゾチックな冒険

「柄本はこの二つの役を、もう何年も前から踊っているが、様式的にも、ベジャールと日本の伝統的動きを結び合わせていて、ヨーロッパと日本の連結役を果たしている。ほとんど舞台に出ずっぱりであるが、最後に熱狂的な賞賛を浴びたのは当然であった。ベジャールは、日本のダンサーのソロやパ・ド・ドゥの振付に何の困難もなく見事に成し遂げている。女性ダンサーたちの、時にトウシューズで爪先立った動きは、愛らしく舞台を飾り、伝統的な化粧が彼女たちの華奢な顔を陶器の人形のように見せていた。9つのシーンで語られる歴史は複雑で、日本の音楽は耳になじみがなく、歌もジェスチャーもその意味が分かりにくいが、しかしながら、「ザ・カブキ」を体験することは、色彩豊かでエキゾチックな冒険である。
 最後のカーテンコールは、満席の観客の感動を伝えていた。」


※関連記事
〈第34次海外公演〉舞台公演評② ミラノ・スカラ座、ローマ・カラカラ野外劇場、ウッチ歌劇場公演 〈第34次海外公演〉ウィーン国立歌劇場公演「ザ・カブキ」大盛況開幕!→ 
東京バレエ団創立55周年 記者会見レポート→ 
東京バレエ団 第34次海外公演 ─ ポーランド、オーストリア、イタリア ─ 詳細決定→ 

海外ツアーレポート2019/07/03

〈第34次海外公演〉ウィーン国立歌劇場公演「ザ・カブキ」大盛況開幕!
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2019年7月2日、ウィーン国立歌劇場「ザ・カブキ」カーテンコール


 東京バレエ団はただいま創立55周年記念事業、文化庁「国際芸術交流支援事業 海外公演」の一環として、3か国5都市で計11回の公演を行う〈第34次海外公演─ポーランド、イタリア、オーストリア〉のため渡欧中です。6月19日に日本を出発し、初上陸のポーランド、ウッチでの2回公演(6月22日、23日)と、古代ローマの浴場の遺跡を舞台にしつらえたローマのカラカラ野外劇場での公演(6月26日)を、連日スタンディングオベーションが続く成功裡に終え、この7月2日、いよいよ世界最高峰の歌劇場であるウィーン国立歌劇場での3回公演の初日に臨みました。


 ウィーン国立歌劇場での演目は、現代バレエの巨匠振付家、モーリス・ベジャールが東京バレエ団のために創作したオリジナル作品「ザ・カブキ」。東京バレエ団はこれまでにも1986年、1989年と2回同歌劇場に出演しており、今回はじつに30年ぶりの帰還です。2019年が「日本-オーストリア友好150周年」という節目の年に当たることから出演依頼があり、今回の公演が実現しました。ウィーン国立歌劇場の数百年の歴史の中でも、歌劇場が外来のバレエ団を招聘して公演を行うのはたいへん珍しく、今世紀に入ってから招聘されたのは東京バレエ団のみです。


 ミラノ・スカラ座と並ぶ欧州の舞台芸術の殿堂、ウィーン国立歌劇場には世界中から観客が集まり、年間ぎっしりとスケジュールが詰まっているオペラ公演はつねに満員です。そのようなウィーン国立歌劇場が、シーズンオフの7月~8月の期間に、貸劇場として劇場の使用を希望する団体に有料で貸し出すことはあっても、歌劇場自体がその主催公演として他団体を招聘すること自体が珍しいことなのです。


「ザ・カブキ」のチケットは全3回公演がソールドアウト(客席数は1,709)。当日のキャンセル待ち、立ち見券を求める人々が早くからチケット売り場に並びはじめ、劇場には当日券についての問い合わせがひっきりなしに寄せられました。オペラの殿堂である同歌劇場において長らくバレエが脚光を浴びることはありませんでしたが、元パリ・オペラ座バレエ団エトワールのマニュエル・ルグリが2010年に芸術監督に就任して以来、確実にバレエ公演の認知度があがり、今では平均入場率が99.5パーセントという驚異的な数字をたたきだしているとのことです。


 満員の客席が見守る中、19時を少しまわって舞台の幕があがりました。第1幕が終了した時点ですでに長い拍手があり、第2幕終了後には熱狂的なスタンディングオベーションが巻き起って、ダンサーたちは何度もカーテンコールに登場。歌劇場の広報スタッフも「ここまでカーテンコールが続くのは珍しいことです! 大成功です!」と話していました。


 芸術監督の斎藤友佳理にとって今回の公演は特別な思い入れがあり、「30年前は『ラ・シルフィード』の主演としてたったこの劇場に、今度は芸術監督として戻ってこられたことを非常に感慨深く思います。私自身がダンサーだったとき、ウィーンの公演から非常に多くのことを学びました。今回ダンサーたちが少しでも多くのことを学び、成長してくれることを願っています」と語りました。栄えある公演の主役をつとめた柄本弾は定評ある由良之助を力強く踊りきり、ひときわ大きな喝采をあびました。ヒロインの顔世御前を演じた上野水香は「この歴史ある美しい劇場で踊れるのはダンサーとして本当に幸せなこと」と喜びをかみしめていました。オーストリア最大の新聞、クローネンツァイトゥング紙の記者は「東京バレエ団は非常に有名なバレエ団ですから、ウィーンでも多くの方が公演を楽しみにしていました。もっと頻繁にウィーンにきてほしいものです! 民間でこれだけのことをやってのけるとは信じられないことです」と語っていました。


 今回の東京バレエ団の公演は現地メディアからも注目を集めており、ORF(オーストリア放送協会)をはじめ、クローネンツァイトゥング紙、ディープレッセ紙、スタンダード紙、ヴィーナー・ツァイトングなどの現地大手のテレビ、新聞、WEBサイトからこぞって記者たちが取材に訪れ、ドイツやイタリアなど近隣諸国のジャーナリストも来場するなど、その注目の高さを感じさせました。そのほかにもハインツ・フィッシャー氏(元オーストリア大統領)、小井沼紀芳氏(在オーストリア日本大使)、クリストフ・ラートシュテッター氏(ウィーン・フォルクスオーパー事務局長)らがかけつけ、ウィーン国立バレエ団でプリンシパルとして活躍している橋本清香、木本全優の両氏も来場。日本からもNHK、新聞、雑誌が取材に訪れるなど、会場は華やいだ雰囲気に包まれました。


 東京バレエ団はこのあと2回、ウィーンで公演を終えたのちにジェノヴァのネルヴィ国際フェスティバルに参加、そしてツアーの最後はミラノ・スカラ座でミックス・プログラムを2回、「ザ・カブキ」を2回、計4回の公演で長いツアーの幕を閉じることになります。このツアー全体が終わった時点で、東京バレエ団の海外公演は32か国155都市、通算775回の公演を達成することになります。




レポート2019/06/14

沖香菜子、横浜DeNAベイスターズ×埼玉西武ライオンズ 日本生命セ・パ交流戦の始球式に登板!

去る6月7日(金)に開催された横浜DeNAベイスターズと埼玉西武ライオンズの日本生命セ・パ交流戦の始球式に沖香菜子が登板しました。


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始球式の前にA.ラミレス監督と


横浜市出身の沖は小学生の時から熱烈なベイスターズファンで、ファンクラブに入会し、沖縄で行われる春季キャンプまで応援に行くほど。今回はご縁があり、交流戦の始球式への登坂という名誉な機会をいただきました。


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室内練習場で好調なピッチングをみせる沖


当日は雨の影響により20分遅れで試合開始。その2分前に場内のセンター大型ビジョンで沖が紹介され、

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マウンドへあがった沖が柔軟な身体を活かし、足を高くあげると場内からはどよめきがおきました。そのまま腕を大きくふりかぶると球は大きく弧を描いてキャッチャーミットの中へ。直前の練習に付き合ってくださったスタッフの方からは「ノーバウンドでマウンドまで届く投球ができる女性は稀です!」とお褒めの言葉をいただきました。


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沖はこの日に備えて、同じくベイスターズファンの後藤健太朗と休みの日に河原で練習をしていたそう。無事に始球式を終えた沖は満面の笑顔で客席へ戻り、この日はベイスターズの選手の皆さんに大きな声援を贈っていました。


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大役を終えて満面の笑顔の沖

レポート2019/06/12

上野水香、グローバル・バレエホリデー出演レポート

去る5月31日~6月1日にかけ、モスクワ(ロシア)でグローバル・バレエホリデーという公演が初めて開催されました。ボリショイ・バレエ、モスクワ音楽劇場バレエなどのロシアを代表するバレエ団に加え、ベルリン国立バレエ団、ウィーン国立バレエ団など、世界各地からバレエ団を代表する13名のダンサーたちが集い、初夏のモスクワを華やかに彩りました。東京バレエ団からは上野水香が出演。その様子を写真とともにレポートします。


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今回上野がペアを組んだのはモスクワ音楽劇場バレエのジョージ・スミレフスキーさん。長身の美しいラインを誇る、カンパニーを代表するプリンシパルの一人です。上野とは「黒鳥のパ・ド・ドゥ」と「グラン・パ・クラシック」、そして「眠れる森の美女」のパ・ド・ドゥの一部を踊りました。

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パートナーのジョージ・スミレフスキーさんと

上野にとっては「グラン・パ・クラシック」は初めて挑戦する作品。"前から挑戦してみたい!"と思っていた作品なだけに、踊れる喜びをかみしめていた上野。日本にいる間は秋元康臣とともにリハーサルをしていたそうで、"とにかくリハーサルが楽しかった!"と充実した笑顔をのぞかせました。本番の感想はというと、"野外という、いつも踊っている劇場とは異なる独特の雰囲気でしたが、相手のサポートも万全で集中して舞台にのぞむことができました"とにっこり。

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今回は野外の特設ステージということもあり、演出にはプロジェクション・マッピングが取り入れられていたとのこと。なんと踊っているダンサーの背景幕に、リアルタイムで撮影されたダンサーのアップの映像が大写しになっていました。上野自身は"踊っているときは全く気が付かなかった(笑)"そうで、応援にかけつけた斎藤友佳理(東京バレエ団芸術監督)の息子さんからの話と写真をみて、初めて気が付いたそうです。

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公演の2日目にはニコライ・ツィスカリーゼ(元ボリショイ・バレエ プリンシパル、現ワガノワ・バレエ・アカデミー校長)によるマスタークラスがあり、ゲストダンサーたちも参加。ちなみにこの日は観客も参加可能なバーレッスン体験コーナーまで設けられ、会場も盛り上がっていたそうです!

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写真左より、上野水香、マリア・アイシュヴァルト、ミハイル・カニスキン、ニコライ・ツィスカリーゼ、ルシア・ラカッラ、デニス・ロジキン、大川航矢(敬称略)


そして今回はグローバル・バレエホリデーの名に相応しく、「眠れる森の美女」をスペシャルヴァージョンで上演。終幕のグラン・パ・ド・ドゥを細かくパートごとにわけ、出演ダンサーたちがリレーのように踊りついでいったそうです。上野はアダージオの一場面を担当。こちらもスミレフスキーさんの盤石のサポートでしっかり踊りきることができました。

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写真左が上野水香とジョージ・スミレフスキー。右はルシア・ラカッラとデニス・ロジキン

海外のガラ公演には何度も出演した経験のある上野ですが、"今回は開放的な雰囲気の中で、お客様の反応も温かく、自然を感じながらのびのびと楽しんで踊ることができました!"と確かな手ごたえを感じた様子。6月末にはローマのカラカラ野外劇場での公演も控えているだけに、良い刺激となったようです。東京バレエ団の第34次海外公演、開幕はまもなくです!

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上野の他に、寺田翠さん、大川航矢さん(ともにノヴォシビルスク・オペラ・バレエ劇場)という2名の日本人ダンサーも出演していました。

レポート2019/06/06

東京バレエ団創立55周年 記者会見レポート

今年創立55周年を迎える東京バレエ団は、いま、創立記念シリーズを展開中で、6月下旬には記念プロジェクトの一環として実施する第34次海外公演がスタート。出発を約2週間後に控えた6月4日、都内ホテルにて「東京バレエ団創立55周年記念シリーズ記者会見」を開催しました。この日は、東京バレエ団を運営する日本舞台芸術振興会専務理事の髙橋典夫と東京バレエ団芸術監督・斎藤友佳理のほか、上野水香、川島麻実子、沖香菜子、柄本弾、秋元康臣、宮川新大らプリンシパルたちも出席。華やいだ雰囲気の中で行われた会見の模様をレポートします。

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冒頭、「55周年記念シリーズ」の概要と主旨について語った髙橋は、そのテーマをずばり、「東京バレエ団のブランディング」と明言。あらためてそのラインナップを紹介しました。
すでに3月に『海賊』全幕のバレエ団初演、4月の〈上野の森バレエホリデイ〉でブルメイステル版『白鳥の湖』を上演した東京バレエ団ですが、現在はポーランド、オーストリア、イタリアをめぐる第34次海外公演のためのリハーサル中。帰国後は、8月の〈めぐろバレエ祭り〉での〈サマー・バレエ・コンサート〉と、子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』、10月には勅使川原三郎作品の世界初演を控えています。まだ具体的な形にはなっていない勅使川原作品ですが、武満徹の音楽を使うことが決まっており、「東京バレエ団の海外戦略の、一つの武器になればと思います」と髙橋


記念シリーズは、さらに12月の『くるみ割り人形』新制作、2020年3月の『ラ・シルフィード』へと続きますが、公演以外にもいくつかの関連事業を展開しています。その一つが、東京バレエ団創設者の故・佐々木忠次の生涯を描いた、桜沢エリカ氏による漫画の英語版、『A Japanese Diaghilev』(新書館)の出版。バレエ史研究の斎藤慶子氏が、東京バレエ団の前身である東京バレエ学校について書いた『チャイコフスキー記念東京バレエ学校(仮題)』(文藝春秋)も12月に出版される予定で、「日本のバレエ史に一石を投じるものになるのではないか」(髙橋)と期待を寄せます。附属の東京バレエ学校は来年開校60周年を迎えますが、これに合わせてジョン・ノイマイヤー振付『ヨンダーリング』の上演も予定、「バレエ団とバレエ学校の連携をさらに強めていくべき」とも。


「これら一連の事業を通して、芸術的にも、組織的にも、東京バレエ団のブランド価値が上がることを願っている。これからは、挑戦を続けていかなければ生き残れないと思っています」と攻めの姿勢をアピールしました。

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続いて挨拶した芸術監督・斎藤。プティパ生誕200年記念の締めくくりとしてバレエ団初演した『海賊』や、8月の〈サマー・バレエ・コンサート〉で今年生誕140年を迎えるアグリッピーナ・ワガノワの『ディアナとアクテオン』をコール・ド・バレエ付きで取り上げることに触れ、「歴史を振りかえってもらいたいという気持ちがより増してきた」と、思いを明かします。
勅使川原三郎氏への委嘱作については、「勅使川原さんには、東京バレエ団にしかできない真珠のような作品を、また、海外でも日本でも受け入れられる、ツアーにも持っていきやすい、話題性のある、大成功する(笑)作品を、とお願いしています」(斎藤)。
12月の『くるみ割り人形』新制作についても、「20年以上、もっとも数多く踊ってきた愛着のある作品」とコメント。『くるみ割り人形』は前身の東京バレエ学校が開校2年目に上演し、ずっと踊り継がれてきた作品です。


「東京バレエ学校では当初、ワイノーネン振付によるヴァージョンそのものを上演していたそうですが、その後、演出振付を大きく変えたようなのです。東京バレエ団ではそれをずっとワイノーネン版として上演していたのですが、55周年を機に、このクレジットの問題についてなんとか改めなければと考えていました」。そこで、現在の東京バレエ団のヴァージョンを基本に、見直すべき振付に手を加え、装置・衣裳を新たにして上演することを決断。現在、斎藤の夫ニコライ・フョードロフ氏(バレエ・プロデューサー)の協力を得て、ロシアで装置・衣裳を製作していると話します。装置はマリインスキー劇場の舞台を手がけている美術家に依頼、衣裳はその点数の多さから、モスクワとサンクトペテルブルクの5カ所もの工房で同時進行で作っていると、新たな舞台への意欲を見せていました。

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会見の終盤には、プリンシパルたちから、直後に控えた海外公演への抱負が次々と飛び出します。
前日までロシアのフェスティバルに出演していた上野水香は、「各地のオペラハウス、素敵な場所にたくさん行ける。それぞれの場所のそれぞれの雰囲気、お客さまを感じながら、一つひとつ大切につとめたい」。川島麻実子も、「55周年という節目の年の海外ツアーに参加できることを誇りに思うとともに、身の引き締まる思い。つねに新しい気持ちで、丁寧に一つずつ踊りたい」。沖香菜子は「1カ月間もの海外ツアーは初めて。たくさんの振付家の作品を踊らせていただきますが、挑戦できるのは東京バレエ団だからこそ。そのありがたさを感じながら、頑張りたい」。
男性陣も、「前回のミラノ・スカラ座での『ザ・カブキ』ではコール・ドでの出演でしたが、今回は由良之助を踊らせていただきます。しっかり調整しつつ、楽しみながら演じたい」(柄本弾)、「『春の祭典』に初めて挑戦させていただきます。これほど長い期間ツアーに出るのは初めてですが、歴史ある劇場で踊れることは幸せ。東京バレエ団でしかできない貴重な経験だと思います」(秋元康臣)、「ヨーロッパで長く生活していたので、海外ツアーは一種の里帰りのような気持ち。自分の舞台もそうですが、各地の友達に会えるのが楽しみです」(宮川新大)と、期待に目を輝かせていました。
東京バレエ団は6月19日、第34次海外公演に出発。約1カ月の間に、3カ国5都市、計11回の公演を実施する予定です。

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写真左より、宮川新大、秋元康臣、柄本弾、斎藤友佳理、上野水香、川島麻実子、沖香菜子

稽古場より2019/06/03

那須野圭右さん指導! ベジャール振付「春の祭典」リハーサル

去る5月、東京バレエ団には那須野圭右さん(モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督補佐)が来団。2年ぶりの上演となるモーリス・ベジャール振付「春の祭典」のリハーサルを指導してくださいました。

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これまでにも何度も東京バレエ団と仕事をしてきた那須野さんですが、意外なことに、1つの作品に絞ってを指導するのは今回が初めて。「ベジャールのスタイルを伝えたい」と連日熱い指導でダンサーたちを導いてくださいました。

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実は、「春の祭典」のリハーサルならではの名物がその"音"。スタッフが常駐している事務所の真上にメインのリハーサルが行われているスタジオがあるため、ダンサーたちのジャンプの振動が下の階まで伝わってくるのです。入社したばかりのスタッフやお客様がびっくりするくらいの大きな音ですが、慣れてくると、「あ、今日もリハーサルだな」とお互いに顔を見合わせています。

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初めてこの作品に挑戦するダンサーたちは体力的にかなり消耗している様子でしたが、ベジャールの傑作を踊れる喜びをかみしめていました。

今回の「春の祭典」は今月末のカラカラ野外劇場(イタリア・ローマ)、ミラノ・スカラ座(イタリア・ミラノ)で上演するほか、10月末に東京で上演を予定しています。イタリアでは東京バレエ団の公演にかなり注目が集まっており、国際的な新聞「La Repubblica」の記者が取材にきたり、ローマ市長のヴィルジニア・ラッジ氏が自らバレエ団に表敬訪問にいらっしゃるなど徐々に盛り上がりをみせています。海外公演の様子は本ブログでもご紹介してまいりますのでどうぞお楽しみに。

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リハーサルの最終日には、なんと那須野さんからバレエ団全員にサプライズプレゼント! 美味しいドーナツの差し入れをいただきました。那須野さんの厳しくもバレエ、そしてベジャールへの愛あふれる指導でダンサーたちもステップアップできたようです。那須野さん、ありがとうございました!

稽古場より2019/05/18

ローラン・フォーゲル氏 来団!

東京バレエ団も加入している(一社)日本バレエ団連盟の事業として、バレエ教師として世界的に活躍しているローラン・フォーゲル氏の特別クラスが1週間行われました。この事業は、文化庁委託事業「2019年度次代の文化を創造する新進芸術育成事業」の一環として、プロのダンサーたちの更なるレベルアップをはかるため、毎年のように開催されています。

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フォーゲル氏はジョン・クランコ・バレエスクールで学んだのちシュツットガルト・バレエ団に入団。プリンシパルとして数々の作品に主演し、カンパニーに貢献しました。現役引退後はモナコ王立プリンセス・グレース・バレエ・アカデミーの教師として後進の指導にあたっているほか、世界中のバレエ団でゲスト教師として活躍しています。ちなみに、同校は上野水香の卒業した学校でもあり、稽古場では上野とはフランス語で会話するフォーゲル氏の姿もありました。

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今回、バレエ団連盟としては5度目の招聘となるフォーゲル氏は「ツマサキ」など時折日本語の単語も交えながら、ダンサーたちを丁寧に指導。クラスの前後にはヴァリエーションのアドバイスなどを受けに話しかけるダンサーの姿もあり、普段とは異なるクラスからダンサーたちもおおいに刺激を受けたようです。

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最後はみんなで記念撮影。ローラン先生ありがとうございました!またお会いしましょう!

ロングインタビュー2019/04/24

コール・ド・バレエ(群舞)の秘密 ~佐野志織(東京バレエ団バレエミストレス)特別インタビュー~

まもなく初日をむかえる東京バレエ団ブルメイステル版「白鳥の湖」。東京バレエ団の代名詞でもある一糸乱れぬ第2幕のコール・ド・バレエ(群舞)は大きな見せ場となっています。そこで、その秘密にせまるべく、コール・ドの指導にあたる佐野志織(東京バレエ団バレエミストレス)を加藤智子さん(フリーライター)に取材していただきました。指導者の目線から「白鳥の湖」がみえてくるとても興味深いインタビューです。ぜひご一読ください。


──指導者の立場から、美しいコール・ド・バレエの条件とは、どのようなものと捉えられていますか。
佐野志織 まず、基本的なフォーム、フォーメーションなどを皆で揃えるというのは当たり前ですが、それプラス、呼吸とか、一人ひとりのあり方のようなものが必要だと思っています。ただ形や角度が揃っていればいいというわけではなく、コール・ド・バレエの中の、ある一人にポンとスポットライトが当てられたとしても、バレリーナとして、白鳥として、主役のオデットと同じくらいの存在としていられるようにしてほしい──。いつも、そう皆に言っています。そうしてこそ主役も一層引き立ち、輝いて見えると思うのです。

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──皆さん、それを実践していらっしゃるわけですね。
佐野 踊っているほうは必死だと思います(笑)。そこまで行き着いてはいないかもしれないけれど、「やろうとする」ということの積み重ねですね。初めてコール・ドに入るダンサーがいるいっぽうで、皆を引っ張っていく経験者もいますから、私が指導するだけでなく、ダンサーたち自身が話し合ったり、かなり細かいところを指摘し合いながら作り上げていっています。これはもう東京バレエ団の伝統です。東京バレエ団のコール・ドの美しさを崩してはならない、というプライドのようなものもありますから、指先の向き、角度、重心の置き方も、細かいところまで、一人ひとりの意識は高いですね。

──さらに、バレエ・ブラン(白いバレエ)ならではの美しさを追求しなければいけませんね。
佐野 まずはその物語のなかでどうあるべきか、です。白いバレエといっても、作品によって少しトーンが違ってくる──たとえば『ジゼル』は、冷たくて、透明な、氷の芯の青い感じ。『ラ・バヤデール』ならば、アヘンの夢の中で、ニキヤの影、幻想が見えるという状況ですから、冷たくもないし、温かすぎることもない。ジゼルもニキヤも死んだ存在という意味では同じだけれど、『ジゼル』のウィリの世界のあり方と『ラ・バヤデール』の影の王国では、同じ「白」でも違って見えてくるでしょう。
では『白鳥』はどうかというと、オデットという女性が白鳥の姿に変えられてしまったように、コール・ドの白鳥たちも一人ひとりが生きているはず。羽毛のような温かみのある世界ではないかと思うのです。

──第2幕と第4幕でも、また世界が違いますね。
佐野 そうなんです。2幕の中だけでも、最初は楚楚とした佇まいのオデットですが、王子と出会って徐々に愛情が湧きあがってきて、白鳥たちもそれを見守って──、というように、少し変化があります。4幕では、打ちひしがれたオデットが帰ってきて、彼女を迎える白鳥たちにも悲しみが広がる。続いてオデットを守るためにロットバルトと戦う場面もあり、精神的な強さも必要になってくる。
白鳥のコール・ドには、そうした意思の力が働くと感じます。そこには、ウィリのような厳然たる拒絶とは違った、いろんな感情がある。一人ひとりが分析し、ああしようこうしようとは考えていないかもしれないけれど、音楽、振付が導いてくれているところもあるし、表現としてそうならざるを得ないものもあるわけです。

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─― 一人ひとりがしっかりと踊れば、自ずとそうなり、皆が揃う、ということですね。
佐野 たとえば同じメソッドでしっかり育ってきた人たちが集まっているロシアのバレエ団のコール・ドなどは、この角度で頭の付け方はこうで、絶対にこうなる!というのがあって、それは本当にすごいなと思います。東京バレエ団のダンサーも選ばれて入ってきた人たちではあるけれど、一人ひとり千差万別なので、揃えるよう、いろいろと工夫が必要です。そのいっぽうで、一人ひとりの踊り手としてのあり方のようなものは、なくしちゃいけないなと。
皆には、その両方を追求してほしいのですが、まあでも、まずは揃えるところから、となると、「◯◯ちゃん! そこ違うーっ!!」となりがちで(笑)。
私自身もそうでしたが、コール・ドで踊っているときに、舞台上でふと、皆が一つになっていると感じる瞬間がよくあるもの。二十数人くらいで踊っていても、まるで一人で踊っているかのように感じることが。もちろん、技術的なことをそれまでに徹底してやってきているからこそ、ですが、それはとても心地のよいものでした。

──では、東京バレエ団の『白鳥の湖』、見どころを教えてください。
佐野 第2幕のコール・ドが、形だけでなく心も一つになって踊っている、その空気感と、白鳥の羽ばたきみたいなものを感じ取っていただけたら。第3幕の個性的なキャラクター・ダンスとの対比もすごく鮮やかに出てくるのではないかなと思います。一人ひとりが生き生きと踊っているコール・ドを、ぜひご覧になっていただきたいですね。

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──世界に通用するバレエ団を作るためには、アンサンブルを強化すべし、と考えたのは創設者の佐々木忠次氏(故人)ですね。
佐野 こうしたら佐々木さんに叱られるかなとか、喜んでくれるかな、という思いは、自分の中に常にあります。舞台上の踊りだけでなく、楽屋や舞台袖での行動や日常生活まで、舞台人としてのあり方をとても厳しく教えられました。確かに、普段のそういうところは舞台のちょっとしたところで出てしまいますから、私も、日頃からしつこく言ってお説教しています(笑)。

取材・文:加藤智子(フリーライター)



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